iPhone版Sparrow:「Appleが承認しようがしまいが、プッシュ通知はサポートする」

iPhone用のサードパーティー製メールソフトは数多あるが、数週間前のSparrow for iPhoneほどの反響を受けたものは珍しい。しかし残念なことに、jailbreakされたiPhoneを持っているか、Boxcarなどのサードパーティーサービスを使わない限り、Sparrowに新着メールが来てもプッシュ通知を受けることはできない ― が、間もなくこれが変わるかもしれない。

Appleの限りない英知は、SkypeなどのVoIPアプリが通話やチャットに使用している特殊なプッシュ機構を、Sparrowには使わせない決定を下した。Sparrowによると、通常のプッシュ通知を有効にすることもできたが、その場合は全ユーザーのメール認証情報を自社サーバーで保管する必要がある。Sparrowを開発したのが十分なセキュリティー経験を持たない小さなスタートアップであることを踏まえ、同社にとってリスクが大きすぎると判断した。

今日(米国時間4/4)Sparrowは、アプリのバージョン1.1を公開した。このアップデートには数々の興味深い新機能が盛り込まれているが、恐らくこの発表の中で最も興味を引いたのは、Sparrowチームが同アプリの次期バージョンにVoIPスタイルのプッシュ通知サポートを載せ、「AppleがプッシュAPIに対する姿勢を改訂するかもしれない」という仮定のもとに申請すると発表したことだろう。

Sparrow自身さえも、これがいささかリスキーな戦術であることを認めている。しかしSparrowは、もしAppleが却下した場合は、プッシュ通知を「何社かのパートナー」の助けを借り「Appleの承認を必要とせずに」実現すると言っている。

バージョン1.2では9ヵ国向けのローカライズを行うほか、縦位置でのメッセージ作成も可能になる予定だ。

今日の新バージョンでの変更に関しては、最も重要なのはメール内のリンクを内蔵ブラウザーで開けるようになったことだろう。非常に便利な機能であり、最初のバージョンでになかったのは痛かった。ほかには、特定のラベルとフォルダーのみの表示、ごみ箱とスパムフォルダーを空にする、返信した後自動的に会話スレッドをアーカイブして受信箱をいくらか整頓するオプションなどの機能が加わった。

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(翻訳:Nob Takahashi)