Instagramの共同ファウンダー、Mike Kriegerがゼロから10億ドルまで、開発の道のりを185枚のスライドで解説

Instagramの共同ファウンダー、Kevin SystromとMike KriegerがInstagramがFacebookに10億ドルで買収されて以来、無理もないことだが、この件に関して固い沈黙を守っている。
この買収については膨大な報道がなされ、その評価も賞賛から非難までさまざまだし、影響の予測や動機の推測をする記事にもこと欠かない。
しかし、Instagramが実際にどうやってこれほどの急成長を遂げることができたのか少し(実際には非常に詳しく)知りたいという読者は以下のスライドを参考にすることをお勧めする。
昨晩(米国時間4/11)、Kriegerは以前から予定されていたとおり、Airbnb主催のTech Talkという部内向けイベントに出席して講演を行った。そのテーマはまさに「Instagramをいかにスケールしたか」だった。
10億ドルで買収された直後だったことを考えると、Kriegerはよくも185枚のスライドが用意できたものだと思う。
レクチャーの内容は、イベントの名前から予測されるとおり、きわめて専門的かつサーバ寄りの話だった。そこではKriegerのチームが何百万ものユーザーを獲得する前に克服しなければならなかったさまざまな困難が詳細に説明されている。たとえば―
- InstagramはTwitterのようにサーバがダウンしていることを示すクジラのイラストなどをわざわざ作るような必要はなかったものの、やはり404を始めとして数多くの深刻なエラーに見舞われた。
- Instagramが経験したような急速なスケーリングというのは自動車を時速160kmで走らせながらあらゆるパーツを交換するのに等しい。「車輪を再発明する」愚は絶対に避けなければならない。優れた助言者を探し、広く外部の知恵を利用すべきだ。しかし誰か外部の人間が責任を取ってくれるわけでないないことを忘れるな。責任を取るのはあくまで自分たちだ。
- Kriegerによれば、今月初めにやっと実現したAndroid版のローンチはInstagramの開発の歴史の中でももっとも重要な達成の一つだったという(スライドには「Android版の開発に成功したことは適切なデータベースを選定し、常に機敏に意思決定をしてきたことと同じくらい重要だった」とある。Androidアプリを市場に送り出すまでにこれほど長くかかったのはそれだけ開発が困難を極めたからだ。
Instagramの魅力の本質をなす単純さは決して表面的なデザインにとどまらず、Kriegerたち開発チームの本質的な哲学から発したものであり、バックエンドのパーツの隅々にまでにこの哲学は染みわたっている。
Kriegerは「作動するパーツを最小限にしたもっともクリーンな解決策を見つけることが常にわれわれの最終目標だった。われわれはInstagramの次の章がどうなっていくか楽しみにしている」と述べた。
以下に全スライドをエンベッドしてある。
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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)


