「Facebook Phone」の噂、再び

その昔、Michael ArringtonはFacebookが独自に電話機を作っているというニュースを報じた。あれは2010年だった。しかし、その後のTechCrunchのインタビューでMark Zuckerbergは噂を否定し、Facebookは既存のプラットフォーム上にソーシャルレイヤーを重ねる水平戦略を追求していると語った、「私たちはその件に関してAppleやDroidやそれ以外のどのハードウェア製造メーカーとも競合するつもりはない」。

しかし、2年が過ぎた今、あの戦略に変更があったかもしれない。

今日の最新ニュースによると、FacebookとHTCがカスタマイズ版Androidスマートフォンを共同開発しているという。この電話機は、Facebook専用に開発されていると言われ、同ソーシャルネットワークの全機能をそのモバイルプラットフォームに統合する。匿名の業界筋によると、このデバイスは早ければ2012年第3四半期に発売される。

Arringtonの最初の記事以来、同社はこのFacebookと強く統合した電話機について、HTC、INQと緊密に作業してきたにも関わらず、未だにそのような端末は市場に出回っていない。Facebookボタンの付いた低機能Android機はあったが、それらはFacebookが肩入れしたいものではなかった。そして昨年遅く、Facebook Phoneの噂を再燃させる新しい報道があった。

モバイル界の様相は、Zuckerbergが本誌記事を否定した時から劇的に変化している。今やスマートフォンの販売台数は、主要市場で従来型電話機を上回っている。Androidは支配的なモバイルプラットフォームとなり、上質のハードウェアの価格も下がっている。加えて、おそらく最も重要なことに、Amazon Kindle Fireが、成功のためにGoogleサービスは必要ないことを示した。

今日の報道は、いわゆるFacebook Phoneが、全面カスタマイズされたAndroid OSを使うことを匂わせている。HTCとFacebookが同OS外観を全面的に変え、Google Play、Gmail、GoogleマップなどのGoogleサービスの使用を見送る可能性は十分にある。これは、一部の潜在顧客ににとっては購買を渋る要因かもしれないが、Facebookブランドには間違いなくGoogle並の力がある。まっとうなFacebook Phoneなら自立も可能だろう。

HTCの最新端末を見ると、同社が良い仕事をしていることがわかる。ハードウェアは素晴らしく、HTCのSense 4.0 Androidオーバーレイも同じく魅力的だ。HTCは業界をリードする端末を作る材料を持っている。この電話機が実在するとすれば、きっとそれは何かしら特別なものになるだろう。

件の最新レポートは、この端末は第3四半期以前には出てこないと書いている。その目標すら楽観的かもしれない。この噂の過去の実績を踏まえると、このデバイスのために電話機を買い控えるのはやめた方が賢明だ。

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(翻訳:Nob Takahashi)