ゲームの老舗EA、レイオフの噂をデジタル売上12億ドルで緩和、大型ソーシャルゲーム予告も

EAにおけるゲームのパッケージ製品からサービスへのシフトは、今年の同社の組織再編を意味している。

最高責任者のJohn Riccitielloは今日(米国時間5/7)の収支報告会見で、同社のオンライン、モバイル、およびソーシャルゲーム開発の増加に向けて、大規模なレイオフを予定していると語った。EAの3月四半期売上は予測を上回ったが、時間外取引での株価は9.5%下落した。同社の株価は2月の収支報告以来20%近く下げている。

EAは声明の中で、この計画は「会社のコスト構造をデジタル化にあわせるため」と説明している。最近の経過を簡単に振り返ると:約1月前、Derek AndersonがEAは500人以上の従業員を解雇するだろうと報じた。これはPopcapの買収、CFOの辞任、およびThe Consumeristによって「米国最悪の企業」という恥ずべき称号を与えられて間もない時のことだった。

EAは差し迫ったレイオフの報道を否定した後、レイオフは比較的少数の従業員にしか影響しないとした。午後に行われた投資家向け会見で、EAは同社の組織再編によってレイオフが発生すると言った。しかし、同時に採用も行うため本会計年度末までに従業員500名が追加される予定だ。

さらにRiccitielloは、第4世代のコンソールゲームに8000万ドルを投資し、この種の次世代コンソール開発は、研究開発にさらに投資することに繋がるだろうと語った。

同氏は、「大型ソーシャルゲーム」を今四半期中にに公開する計画があることを漏らした。EA幹部のPeter Mooreはゲームの内容について語ろうとしなかったが、一部では、同社が新バージョンのSimCityを開発中で、Facebook上で公開される可能性もあると憶測している。これはPC向けSimCityが年内発売予定であることによる。

The Simsは、現在EAで最大のソーシャルゲームであり、鳴り物入りで登場しCityVilleに続く人気ソーシャルゲーム第2位にランクされている。しかし、最近その人気に陰りが見え始め、King’s Bubble Witch Saga,Zynga Slingoその他のゲームに、日間アクティブ利用数で後塵を拝している。

ソーシャルゲームは今後もEAの売上げの小さな部分しか占めないだろう。しかしEAは、これが今後の同社の戦略で重要な位置を占めることを明言した。「ソーシャルは最適の場所になりつつある」とRiccitielloは言った。

同氏はさらに、The Sims、SimCity、Bejeweledなどのブランドは、長年に渡る試練に耐えてきたと考えていると語った。彼は多くのゲーム・スタートが見せているようなホッケースティック型成長は維持不可能だと言う。Zyngaによる最近の現金1.8億ドルでのOMGPOP買収に当てつけていたのかもしれない。

「たった今この四半期に人気があるブランドを買う必要はない」とRiccitielloは言った

全体的にみて今はEAにとって変遷の時であり、同社はサービスとしてのゲームについて考え始めているようだ。

Kim-Maiの最初の記事、およびEAの発表資料も参照されたい。

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(翻訳:Nob Takahashi)