超小型プロジェクターが、明るい未来のタッチ式ディスプレーを約束してくれる

このFraunhoferのマイクロプロジェクターが実際に電話機に実装されるのはまだまだ大分先のことだが、テクノロジーは間違いなく興味深い。昆虫の複眼に基づくこのプロジェクターは、小さなLEDのウェファーからなり、位置によって角度や向きを変えることができる。これは、「キーストーニング(台形歪み)」がなく、表示面は常に「くっきり鮮やか」であることを意味する。

「われわれのプロジェクターは何百もの極小のマイクロプロジェクターの配列から成っていて、それぞれが完全な画像を生成する」とMarcel Sieler研究員は言う。「このテクノロジーは『配列投影』と呼ばれ、自然界 ― 一部の昆虫にみられる複眼 ― をモデルにしている。これによって、素晴らしい画質の非常に薄くて明るいLED投影システムを初めて実現することができた」

つまり、プロジェクターの位置によって画面の幾何学的配置が変わる。電話機の位置センサーを使用して、プロジェクターがそれぞれのマイクロプロジェクターの最適な角度を計算する。

ここに赤外線ビームを加えることで、研究者たちは画面をタッチ操作可能にし、タップ、スワイプ、選択がどんな表面上でもできるようになった。マイクロプロジェクターの配列は非常に小さいため、電話機に実用的に内蔵させることが可能で、さらにモバイル機器と直接やりとりするスマートサーフェスにも搭載可能だ。

同社は今月中にこのシステムを披露する予定だが、あなたの電話機に入ることは当分期待できない。よく言われるように、未来はそこにある。均等に分布していないだけだ。

via Fraunhofer

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(翻訳:Nob Takahashi)