米ヤフー、トンプソンCEOの学歴詐称問題は辞任で決着

Image1 for post TC50 Backstage: Ross Levinsohn on MySpace, Ad Industry

しばらく動きがなかった米Yahoo!の経営者人事がここにきて急展開を示した。学歴詐称問題で辞任が噂されていたScott Thompson最高経営責任者(CEO)について、Yahoo!が13日付で正式に辞任を認めた。Ross Levinsohnが暫定CEO職を務める。Fred Amorosoが取締役会議長となった。

Yahoo!の声明文はThompsonの辞任理由にはふれておらず、職を辞するとだけ説明している。声明文からは、投資会社Third Pointの発言が大きかったことがうかがわれる。Third PointはDaniel Loebが率いる投資会社で、Yahoo!株式の5.8%を保有する。解雇の決定を速やかに行わず、社内の秩序を乱したことについて、取締役会の責任を厳しく指摘した。

だが、事態は落ち着きつつあるようだ。Yahoo!の声明文によれば、今回発表されたCEO交代で、Third Pointは2012年開催の株主総会をめぐる委任状争奪戦について一応の解決をみることで合意したという。Loebは声明文のなかで「当社はYahoo!の重大なポテンシャルと企業価値を引き出すべく新たなリーダーシップに向けて協力する」と述べている。

取締役会議長を退いたRoy Bostockは、Thompson指名で主要な役割を果たした。退任の理由は「新たな取締役会への権限移行を迅速に進めるため」とされている。

このほか、Third Pointが指名した取締役3名(Daniel S. Loeb、Harry J. Wilson、Michael J. Wolf)が5月16日付けで就任し、ThompsonとBostockのほかPatti HartとVJ Joshi、Arthur Kern、Gary Wilsonが即時退任する。

[原文へ]

(翻訳:AOL翻訳編集部)