Zohoがビジネス向けの高機能なWebサイトビルダーを立ち上げ, Google Sitesのお客を奪うか

Webから一連の生産性ツール(OAアプリ)を提供しているZohoが今日立ち上げたアプリケーションは、これまた最大のライバルGoogleと正面衝突する製品だ。Zohoのビジネスツールとしては、重要なわりにはこれまで欠けていたものでもある。その製品Zoho Sitesは、ドラッグ&ドロップで使えるWebサイトビルダーで、誰もがプロフェッショナルなWebサイトを数分で作れる。HTMLやCSSを知らなくてもよい。
モバイルサイトも作れるから、GoogleのGoogle Sitesと、最近Googleに加わったモバイルWebサイトへの変換ツールDudaMobileを合わせたもの、と言えるかもしれない。しかし….
まず、Googleの二製品は別々に使う。しかもGoogle Sitesで作れるのは、きわめてベーシックなWebサイトとwikiであり、消費者や顧客を意識したオフィスやビジネス用というより、個人や小グループに向いている。さらにGoogleのDIY方式のモバイルサイトツールは、既存のWebサイトをモバイル向けに変換するツールであり、両者間で変更箇所のシンクを自動的に行う、というものだ。
Zoho Sitesは、最初からオールインワンの製品だ。企業がこれを使ってデスクトップ向けのWebサイトを作ると、それはすでにモバイル向けに最適化されている。また、Google Analytics、Google AdWords、Google Maps、YouTube、Google+、Facebook、Twitter、Flickr、Picasaなどサードパーティアプリの組み込みも容易で、いずれも構築中のWebサイトにドラッグ&ドロップするだけだ。
もちろん、Zohoのそのほかの生産性ツールとの統合化も、すでに組み込まれている。たとえばデータベースとしてZoho Creatorを使っていて、その内容をWebサイトのコンテンツとしても使っていたら、データベースのアップデートは自動的にWebサイトにも反映される。同じくZoho Creatorを利用した機能として、サポートリクエストなど特定目的のフォームを、コードを1行も書かずにWebサイト内に置ける。それらのフォームは、メールの着信通知など、ユーザのワークフローに即したアクションが可能だ。
そのほか、テーマ、内蔵ブログ、ドメイン登録とホスティング、Google Appsとの統合、複数のオーサーやモデレータのサポート、といった機能もある。
Zoho Sitesはフリーミアムで、無料バージョンは最大でWebサイトと2つまで、それぞれにフォーム2つまで、ブログは1つ、ページ数は無制限、となっている。有料のProfessional Editionは年額39ドルで、Webサイト6つ、各10フォーム、ブログ1つ、ページ数無制限である。また、AdSenseと別名ブランドもサポートされている。
下のビデオは、Zoho Sitesの見学ツアーだ:



