世界中で6000万ダウンロードされた無料VPN Hotspot Shieldが$52Mを調達

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人気の高い仮想プライベートネットワーク(virtual private network, VPN) Hotspot Shieldを作っているAnchorFreeが今朝(米国時間5/21)、Goldman SachsからシリーズCで5200万ドル調達したことを発表した。全体として、このマウンテンビューに本社のあるスタートアップの獲得資金は6300万ドルあまりとなる。すなわちこれまではシリーズAとBで1100万ドルを得ているが、それらは2006年にさかのぼる。

この巨額なシリーズCラウンドの結果、Goldmanも同社の投資家集団の一員となる。それらは、MCIの元会長でCEOのBert Roberts, RENN Capitalの社長Russell Cleveland、エンジェル投資家Esther Dyson、Huffington Postの前社長Greg Coleman、IBMの元CFO Doug Maine、Rick Roth、Kevin Cook、などなどの面々だ。

AnchorFreeは2005年に、シンプルなミッションを抱えて創業された。そのミッションとは、世界中のインターネットユーザにセキュアで匿名でプライベートなブラウジングを提供することだ。その後同社は、その旗艦的ソフトウェアHotspot Shieldで名が知られるようになった。それは経済的には広告によってサポートされるVPNで、ユーザはWebをサーフィンするときプライバシーと本人性(アイデンティティ)を保護できる。

そのセキュリティは、すべてのHTTPトラフィックをHTTPSに変換することによって提供され、各ユーザのためのパーソナルでセキュアなトンネルが作られる。それにより、Web上のさまざまな活動、訪れたサイト、各種の個人情報、などなどの私匿性が遺漏なく保持される。

そのソフトウェアはPC、Mac、それにモバイルのプラットホームで提供され、Web上の活動が検閲されている地域や国でとくに愛用されている。Hotspotを使うと、その地域の住民や旅行者は検閲を回避して、自由で妨害のない情報アクセスを享受できる。

HotspotはWiFiの公開スポット用のセキュリティツールとしても人気が高い。それも含めて、これまで世界中で6000万人にダウンロードされている。6か月前にリリースされたiOSアプリも、ユーザはすでに100万を超え、Hotspotは毎月1億を超えるユーザセッションと20億以上のページビューで使われている。

Hotspotは、政府が国民のインターネットアクセスを調べたり弾圧している国でも、多く利用される。たとえば旧政権打倒前のリビアではインターネットアクセスを政府が完全に遮断したが、一部の人たちはWiFiホットスポット経由でHotspot VPNを構築利用できた。このように、このソフトウェアによりユーザはむしろ、政府の介入の規模と実態を見極めることができ、第一世界と第三世界の両方で、公開ホットスポットからのインターネットアクセスが増加している。

モバイルアプリではデータ圧縮が提供され、ユーザは圧縮の程度を高・中・低の3種から選べる(とくに画像の質に影響する)。圧縮は、モバイルのデータプランが高価なところでは、重宝されている。圧縮によりデータ総量は最大で半分に減るそうだ。

なお投資銀行としてのGoldman Sachsは、FacebookのIPOに5億ドル、ソーシャルコマースとして人気のあるBeachMintへの投資に3500万ドルなど、インターネット関連の投資がこのところ増えている。

もっと詳しく知りたい人にとって、AnchorFreeのホームページは、ここだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))