メアリー・ミーカーの2012年展望―IT革命はまだ「春のキャンプ」、これから驚くべき変化が起きる

業界でもっとも権威あるアナリストの1人、メアリー・ミーカーの今年のインターネット・トレンドについてのレポートには例年どおり貴重な情報が満載だった。
われわれはすでにモバイルの収益化とFacebookの情報の部分について紹介しているが、今回のミーカーのプレゼンでいちばん興味深かったのはインターネットの未来についての意見だった。
ミーカーによれば、ITはすでに本、雑誌、ニュースの形からメモのとり方、犯罪の防止法までわれわれの日常のほとんどすべてを一変させた。しかし、これはまだ「春のキャンプ」にいるようなものだという。今後のわれわれを訪れる変化ははるかに巨大なものになるとうのだ。
ミーカーは今後一般ユーザー向けインターネットによって変化が予期されるとして3つの分野を特に強調した。ミーカーの表現によれば、それらは「耳と体、自動車、テレビ」である。耳の例としてはSiri、Spotify、Soundcloudなどが一般ユーザーのデバイスの使い方、音楽との関係をドラスティックに変えつつあることが指摘された。しかしミーカーは本当の革命がおきるのはこれからだという。アメリカ人は毎日平均して54分車に乗っているにもかかわらず、メディアとしてのは収益化はまだほとんど手付かずだ(しかしネット接続機能は最近の自動車のセールスポイントとして急速に普及しつつある)。
そしてもちろんテレビだ。アメリカの家庭にはネットに接続したテレビがすでに5000万台もある(インターネット接続機能があるセットトップボックスを入れればそれよりはるかに多い)。根本的な変革が起きるために十分な数であるし、また最近のApple TVへの関心の高まりも一般ユーザーが新しテレビ体験を強く欲していることを証明するものだとミーカーは主張する。
ミーカーによればこの変化の主要な推進力は、先進国においては高速無線網がほとんどあらゆる場所をカバーするようになったこと、きわめて激しい競争によりモバイルOSが急速に進歩してきたこと、投資家、一般ユーザーともにモバイル分野への認識が深まってきたことなどだという。
ミーカーのプレゼンの全文。.
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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)




