クレジットカード要らずの直接自動決済だからGoCardless–さらに簡便なPayLinksサービスを立ち上げ
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GoCardlessは、Y Combinatorが支えるスタートアップで、2010年にオックスフォード大学の卒業生Hiroki Takeuchi、Tom Blomfield、Matt Robinsonの三名がイギリスで創業し、そして本日(米国時間5/31)、PayLinksと名付けた新しいプロダクトを立ち上げる。それは、ペイメント(payment, 支払い/入金トランザクション)のためのBit.lyとでもいうか、なにしろツイートなどに適した短いリンクを約60秒で作り、そこでただちにオンラインの支払い/入金処理を開始できるのだ。
そのペイメントは一回かぎりの支払いでもよいし、定期的な会費や購読料などでもよい。あるいは事前に取引が成立している売買案件でもよい。とくに後者はB2Bに合っており、企業が売掛金を一定期間内に徴収する、などにも利用できる。
このサービスがおもしろいのは、クレジットカードのネットワークを使わないことだ。PayLinksの支払い入金処理の物理的実体は、いわゆる銀行間送金、別名、自動決済である。Aさんの支払いは自動的にAさんの銀行口座から引き落とされ、入金はそのお店などの銀行口座への自動送金として行われる。その間(かん)、クレジットカードや小切手などは介入しない。公共料金の自動引き落としと同じ、と言えばいちばん分かりやすいかもしれない。
GoCardlessが実際にこの文字通りカードレスの決済サービスを立ち上げたの今年の2月だが、協同ファウンダのMatt Robinsonによると、それ以来2000あまりの企業が同サービスの登録ユーザとなり、今でも毎月50%の増加率で増えている。とりわけ、B2Bでの利用が急増して、投資家たちを喜ばせている。現在の顧客の70%以上が、B2Bのために同サービスを使っている。
たとえば大手会計事務所のKashFlowは、自分の会計経理サービスの一環としてGoCardlessの自動決済APIを組み込み、それを1万社の小企業顧客が利用している。こういう組み込み方を見たGoCardlessのチームは、自分のAPIをもっと大量のユーザ…とくに一般消費者と彼らに売る企業…に使ってもらうサービスはあり得ないかと考え、そこからPayLinksが生まれた。
新製品のPayLinksプロダクトは、どんなタイプのトランザクションでも使える。B2Cは言うまでもなく、個人間でもよいから、WePayの領域を食うことになる。短縮URLをメールやチャットやIMやソーシャルネットワークなどで共有するだけでなく、そのWebサイトに“Buy Now”(今買う)ボタンを置けるのだ。
しかも、この種のペイメントサービスはサービスの取り分がトランザクション額の3〜5%がふつうのところ、PayLinksではわずかに1%だ。銀行間のインターチェンジ・フィーは2〜3%だが、現状はPayPal的なパーセンテージ+料金という形が多いので、その点でも小額トランザクションの場合はGoCardlessのほうが魅力的に見えるはず、とRobinsonは言う。なお、料金の上限額は2ドルである。
ただしこのサービスは当面イギリスのみ、数か月後には全ヨーロッパに展開する。合衆国進出のスケジュールはない。でもRobinsonによれば、その予定はある、とのこと。
イギリスの人は今すでにPayLinksをここで試せる。
GoCardlessはAccel Partners、Passion Capital、SV Angel、Start Fund、およびY Combinatorから計150万ドルの資金を得ている。




