Android版で大人気となったTo-Do管理アプリケーションのAny.DO、ついにiOS版およびウェブ版が登場
Androidの世界で評判になっているTo-Do管理アプリケーションのAny.DOのiPhone版がついに登場した。それと同時にウェブ版もリリースされている。Any.DOはTaskosを開発したメンバーが開発したもので、Androidマーケット内で最も有名なTo-Do管理アプリケーションのひとつとなっている。企業としてのAny.DOは100万ドルのエンジェル資金を集めて、昨年11月に立ち上げられた。いくぶんかはiPhone利用者にも羨ましく思われたはずの(と、謙虚に表現しておこう)アプリケーションが、ついにiPhoneでも利用できるようになったわけだ。
基本的なTo-Doリスト管理機能はもちろん、ジェスチャー、予測入力、音声認識機能などを実装して、簡単でよくまとまったインタフェースを実現している。
もちろんこのジャンルではiPhoneの方が競争も激しい分野であろう。そしてまた「美しくかつ使い勝手が良い」というのは、iOSの世界では当然とされていることだ。それだけでは誰も注目などしてくれない(個人的にはNexus Sを1年半ほど使っている。一番のお気に入りアプリケーションは細かなハッキングアプリケーションで、エレガントさのかけらもないものだ。もちろん人によって好みは違うとは思うけれど)。
また、Any.DOが世に出てから、iPhoneの世界では非常に話題になり注目も集めるアプリケーションが登場している。たとえば多くの期待を集めているClearなどもそのひとつだ。あらゆるアクションを、タッチなどのジェスチャーUIにまとめて、ボタンを一切廃してしまったのが面白いところだ。
但しClearはシンプルさを狙うものであり、それはAny.DOの狙うポジションとは異なる。Any.DOは、たとえばFacebookやTwitterなどの他サービスと連携してサービスを提供していくことを目指している。
Any.DOの開発者たちは、Taskosの時代からしっかりしたプロダクトを生み出している。Taskosは「リサーチ目的」でリリースしたアプリケーションなのだそうだが、Any.DOリリース時点までには100万ダウンロードを達成していた。そしてAny.DOの方は、Android版リリース30日で50万ダウンロードを達成していた。Any.DO社によれば、現在の利用者は「数百万」に達しているのだそうだ。
Any.DOも、一見したところシンプルなアプリケーションではあるが、非常に多くの人が同社には出資している。出資者の顔ぶれをみてみるとEric SchmidtのInnovation Endeavors、Blumberg Capital、Genesis Partners、PalantirのJoe Lonsdale、Felicis Ventures(Aydin Senkut)およびBrian Kooなどの名前を見ることができる。またFacebookモバイルプロダクト部門のヘッドであるErick Tsengや、Twitter社でCorporate Strategy部門のVPを務めるElad Gilなどが相談役のポジションにいる。Any.DOはTo-DO管理をスタート地点として、仕事を管理するための真にインテリジェントな仕組みを作りたいと考えているようだ。具体的にはどういったシステムなのか、ということについてはまだ明らかになっていない。
冒頭に記した通り、iPhone版だけでなくAny.DO for Chromeのプラグインもリリースされた。これによりブラウザからTo-Do管理ができるようになる。ちなみにiPhone版を入手しようとしてAny.DOで検索すると、他にも同じ名前(ピリオドなし)のアプリケーションがヒットする。目的のアプリケーションをインストールするよう、お気をつけあれ。ちなみに本稿で取り上げているのはこちらの方だ。
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(翻訳:Maeda, H)


