アクセス人口拡大で、市場規模も大いに伸びつつあるロシアインターネット事情
ロシアのインターネット人口はどのくらいなのだろうか。あるいはロシアにおけるインターネット広告ないしEコマースの市場規模はどのくらいなのだろうか。考えると夜も眠れないという人も多いのではなかろうか。ただ、言語的にも文化的にも馴染みにくいところもあり、なかなか実態をつかむのが難しい。YandexやMail.ruのようにIPOを果たしたビジネスからは情報も入ってくるが、全体像ということになると非常に把握しにくいというのが現状だ。
そのような中、英語とドイツ語でブログを展開しているTheRunet.comが、さまざまな数値を集めて、市場規模についてのまとめ記事を掲載している。Russian Association for Electronic CommunicationsやInteractive Advertising Bureauからの情報も得てとりまとめを行ったそうだ。こうして「Runet」(Russian Internet Market:ロシアインターネットマーケット)についての情報を広く集約している。レポートにまとめたPDFデータもこちらから無料でダウンロードすることができる。
まずわかりやすくかつ大事なデータが目に付く。すなわちロシア連邦の人口が1億4300万である中、調査した1ヵ月におけるオンライン人口が5800万だったという点だ。すなわち成長の余地が非常に大きいということを意味する。成長レートがよくわからないが、ドイツの市場規模をまだ抜いていないとしてもすぐにも抜き去りそうなレベルにあると言える。また、このデータにはウクライナのデータは含まれていない。ウクライナでもロシア語が話されており、ロシアのインターネット事業者はウクライナもターゲット市場と考えている。すなわち、このレポートに記されているよりも、さらにロシア連邦におけるマーケットには成長可能性があるということになる。
以下で簡単に数値を抜き出しておこう。
The Runet 2011
月間利用者:5780万
デイリー利用者:4430万
広告
市場規模:2011年は10億5000万ユーロ
ディスプレイ広告:3億8850万ユーロ
検索広告:6億3910万ユーロ
市場成長率:57%
Eコマース
市場規模:2011年は80億ユーロ
市場成長率:30%
飛行機および列車チケットのみの売り上げ:216万ユーロ

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[原文へ]
(翻訳:Maeda, H)


