友だちがあちこちに投稿した写真をまとめて表示してくれるPixable、ついにAndroid版が登場(それに関わる裏話)
Pixableはお使いだろうか。Facebook、Twitter、Instagram、およびYouTubeなどで友だちが公開した写真や動画を集めて表示してくれるアプリケーションだ。これまでiPhone版のみがリリースされていたが、ついにAndroid版がリリースされた。但し、このAndroid版は、少々変わった経緯で登場することとなったものだ。アプリケーションの設計および開発を自社で行ったのではない。僅か3週間で個人プログラマが開発したものを、Pixableが同個人ごと、プログラムを買い取る形(acq-hire)となったのだ。
開発したのはスペイン人のJuan Carlos Viotaだ。2009年に行われたGlobal Android Developer Challengeの優勝者だ(もちろんPixableのファンでもある)。Android版を開発するのにPixableの非公開APIにアクセスさせてくれるよう依頼して開発した。開発期間は3週間ほどで、Pixableチームも非常に気に入る出来栄えだった。そこでPixableはViotaに職を提示し、Pixable Android版部門を作って迎えることとなった。

但し、「面白いものを作れば好きな会社で働くことができる」と、さっそく開発に取り掛かろうとしている人はちょっと待って欲しい。Viotaは今回の案件の前から、非常に有名なAndroid開発者であったのだということを見過ごしてはいけない。先にも書いたようにAndroid Developer Challengeで優勝し、優勝賞金の25万ドルを手にしただけではない。実は前年もファイナリストとなっている実力の持ち主なのだ。
「私たちは当初よりiOS版に注力してきました。しかし世界最高クラスの開発者がAndroid版を作ってくれたのですから、それを活用しない手はないと考えたわけです」。Pixableの共同ファウンダーであるInaki Berenguerはこう述べている。
Pixableは現在、Viotaのビザ獲得のための準備を行なっているところだ。またPixableの拠点であるニューヨークで困らないように、英語教室の準備も行なっている。但し、Pixableの70%程度はスペイン語も話せるので、社内にいる間はスペイン語でも困ることはないのかもしれない。
Android版(今のところAndroid優先と考える開発者は少ないようだ)を提供するというのは、Pixableにとっては良いことだ。アプリケーションの提供前から、訪問者の20%はAndroidからだったのだ。Pixableのモバイル版サイトであるm.pixable.comからやってきていた。
リリースされたAndroid版アプリケーションはウェブよりも高速に動作し、またAndroidの機能をいろいろと取り込んでもいる。また、従来通り写真フィード元毎のソートや、「Top Photos of the Day」、「Shared Videos」、「New Profile Pics」などを選択して見ることもできる。
PixableはiPhoneおよびモバイルウェブ上に300万人の利用者を抱えている(Appleのフィーチャーアプリケーションになって一気に拡大した)。毎分2,000枚の写真を閲覧しており、アプリケーションを月に11回起動している。
Android版はAndroidマーケットのこちらから入手できる。
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(翻訳:Maeda, H)


