スマホにドングルでクレジット決済対応のサービス、200万アカウント突破

AppleのPassbook?Passbookって何?-サンフランシスコを本拠とするSquareは、同社のサービスでクレジットカード支払いに対応する個人および法人顧客の数が200万件になったことを明らかにした。2011年の100万件からこれだけ増加したという。
同社の取扱総額も年間約60億ドルに増加した。この数字は、今週初めに新しいCFOとしてSalesforce元シニアバイスプレジデントのSarah Friarを迎え入れたと発表した際に明らかにされた。同社は資金調達プロセスにあり、これらの発表は同社の成長性を投資家に見せる材料になるかもしれない。
同社のカードリーダーは、iPhoneやiPad、Android端末に差し込むドングルとよばれる装置である。iPadをレジとして使うことができる。また、「Pay With Square」というアプリも提供しており、これを使うとクレジットカードや端末を出さずに決済情報を店舗のレジに送ることができる。同社が手数料としてとるのは決済金額の2.75%。逆算すると、年間売上高は1億6500万ドルだが、手数料収入のほとんどはクレジットカード会社に渡されるとみられる。実際のところは、Squareの将来性や事業モデルについて、Quora上で素晴らしい議論が始まっている。
Appleは、Worldwide Developer Conferenceの場でPassbookというアプリの提供開始を発表した。Squareと競合しそうなアプリだ。しかし、Squareなどモバイル決済で事業を行うプレイヤーたちにとって、Passbookはある意味で好機になるかもしれない。SquareのiOSアプリのハンズフリー決済機能は、ジオフェンシング機能(あるエリアへの出入りに応じてメッセージ送信などのアクションを起こすよう設定できる機能)にオプトインすることができて、例えばユーザーが電話を持ってSquare対応店の100メートル圏内に入ると決済機能がトリガーされるという処理が可能になる。
AppleのPassbookはこうした機能の一部をオペレーティングシステムに従来よりも深いレベルで統合しており、Squareも対応が必要になるかもしれない。だが、それは必ずしも悪いことではない。Passbookにはまだ多くものが欠けているからで、MasterCard、Visa、Discover、American Expressには対応していない。
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