米上院議員、GoogleとAppleの「偵察機」が甲羅干し姿を写さないよう要求
GoogleとAppleの地図作製作業が強化されるにつれ、米国政府の目がつり上がってきたようだ。今日(米国時間6/19)、チャールズ・E・シューマー上院議員がGoogle CEOのLarry Pageと Apple CEOのTim Cook宛てに書簡を送った。その中で彼は、両社の「高精度な写真機器」に関する要求を述べている。バッファロー市の支持者たちがGoogleとAppleに撮影される心配をせずに甲羅干しできるように、シューマー議員は二社に対してプライバシーおよびセキュリティーに関するいくつかの対策を要求した。さらに同議員は、犯罪者やテロリストがこれらの詳細画像を用いて「米国の電力および水道についてより精度の高い配置図を作る」ことも危惧している。同文書の公表に伴い、シューマー議員はこのテクノロジーが「窓の中や裏庭で日光浴する人々を捕らえるほど強力」になることを心配していると語った。
具体的にシューマー議員は、両社に対して以下の3項目にわたるセキュリティーおよびプライバシー対策を要求している。
事前に撮影時期を市町村に通知すること。- 撮影された個人の画像を自動的にぼかし、世帯主に自宅の地図化からオプトアウトする権利を与えること。
- 地図を公開する際に機密上重要な基盤設備の詳細配置にぼかしが入ることを確認する手順を、警察および市政期間と取り決めること。
同議員によると、これまでGoogle MapsやGoogle Earthから得られる画像は、これらの施策を必要とするほど画質が高くなかった。しかし、両社が詳細な3Dマップ作成に力を入れている今(Googleは同社の3Dマップが今年中に3億人の住居をカバーすると言っている)、こうした問題を心配する時期がきた。
「軍事規格」の機器を搭載するAppleとGoogleの「偵察機」は、機密上重要な場所を詳細に表示することも可能だ(なお、Goolgeは世界中で相当数の軍事施設その他の機密上重要な場所をすでにぼかしている)。
「両社が、個人および機密施設両方のプライバシー保護計画、配信目的、および地図作製プロセスに市民合意の手順を含める計画を公表することは極めて重要である」とシューマー議員は語る。ドイツにおけるストリートビュー同様、同議員はAppleとGoogleに対して、家主に地図上で自宅をぼかす仕組みを提供することも望んでいる。
GoogleはTalking Points MemoのCarl Franzenへの発言の中で、同社の3Dマップは現行のマップと比べて有意に高い解像度を提供しないと言っている。「当社は上院議員の懸念を理解している。われわれの3Dモデル開発における画像の利用方法が、すでに2Dマップ製品として公開されているものと変わらないことを示すために、議員と会うことを待ち望んでいる。現在われわれが空撮画像にぼかしを入れていないのは、懸念するほど解像度が高くないからだ」。
[日本語版注:GoolgeおよびAppleに宛てたレターの全文(英文)は原文を参照されたい。]
画像提供:Google Earth Hacks
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(翻訳:Nob Takahashi)


