ハッカソンよりもナプキンピッチコンテストのほうが起業アイデア競争に適している

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起業家は、慢性寝不足で風呂にも入ってないから、近寄ると臭い。それでもなおかつ、最近のテクイベントはどこも必ず徹夜のハッカソンをやる。だから、彼らの状態は改善されない。でも、今日フィラデルフィアで行われたUncubed Tech Talent Fairは、スタートアップにも、インキュベータにも、そして本誌のようなブログにも、一見の価値がある。24時間のハッカソンではなく、“ナプキンピッチコンテスト(napkin pitch contest)”〔左の画像〕というものをやったのだ。

参加者は問題を与えられ、それを解決する事業のアイデアを10分以内に考えて、1枚のナプキンに書く。長い事業計画を書く必要もないし、プログラムのコードも書かなくてよい。そして予選を勝ち抜いた者がステージに立ち、オーディエンスと審査員の前でそのアイデアを売り込む(pitchする)。

今日(米国時間6/21)なら、3025 Walnut St, Philadelphia, PAのWorld Cafe Liveで行われているUncubed Tech Talent Fairで午前11時から午後4時まで、そのコンテストを実際に見物できる。4時以降は、パーティーもある。

たしかに、ナプキンピッチコンテストで、その起業家のスキルが分かるわけではない。アイデアだけでは事業にならない。でも、ハッカソンも試験として完璧ではない。派手なプロトタイプでアイデアをデモしても、それが必ずしも事業化できるとはかぎらない。

ナプキンピッチコンテストは、参加しやすいし、気楽だし、進行が速いし、そして楽しい。だから、一日かぎりのイベントには適している。ハッカソンは長時間の忍耐を要するが、進行の速いコンテストは1時間ぐらいで終わる。

起業家は、世界を変えるような大きな問題解決に取り組むべきだ。今は、すぐ売れそうな小さな問題に取り組む小粒なスタートアップが多すぎると思う。ハッカソンよりもナプキンピッチコンテストが流行るようになったら、参加者は、たった一日一晩ではプロトタイプすら作れないようなビッグな問題に挑戦できる。そしてそのあと、チームと資金を揃えて、数年という長期計画で実装に取り組むとよい。そのほうが、強力なプロダクトを作れるだろう。

残念ながら今日ぼくは、フィラデルフィアのイベントに行けないのだけど、でもサンフランシスコにもナプキンピッチコンテストをやったほうがいいと思われる企業はあるよね。本誌も、9月のDisrupt SF(サンフランシスコ)でやってみたいね。まともなピッチだけでなく、とんでもなく馬鹿げたアイデアも登場すると思うが、でも、いくらでもクレイジーになれるのが、起業家の特権だよ。

[画像クレジット]

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))