Deutsche TelekomがVeriousと組んで自社APIだけでなく総合的モバイルコンポーネントマーケットプレースを立ち上げ
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モバイルアプリのためのコンポーネントのマーケットプレースで、TechCrunch DisruptのファイナリストだったVeriousが、モバイル事業者のDeutsche Telekomとの提携を発表した。これで同社は、国際展開の第一歩を踏み出したことになる。DTがヨーロッパの14か国を対象に展開するコンポーネントマーケットプレースDeveloper Gardenを実質的にVeriousが運営することになるが、提供するコンポーネントはiOSやAndroid、Windows Phone用、それにHTML5による同社製品だけでなく、DT自身のAPIも含まれる。
それらのAPIによってデベロッパにアクセスが提供されるDTのサービスは、マシンツーマシン(M2M)通信、クラウドベースの音声アプリケーション、SMSメッセージング、事業者課金、などなどだ。たとえば最近加わったTelekom Tropo APIは合衆国のVoxeo Labsの技術を利用して、アプリやWebサイトが電話の転送、起呼者呼び出しなどができる。
この、DTからのVeriousロンチの直前には、MicrosoftのMSDNネットワークとDTとのコラボレーションの発表があった。それによってデベロッパに、スマートフォンやタブレットやPC用に使用するAPIへのアクセスが提供される。これらにIntelとの提携も加えると、DTのDeveloper Gardenサイトのターゲットはグローバルに1700万人のデベロッパとなる。このコンポーネントマーケットプレースの立ち上げ初期には、DTのAPIを使って何かを作ろうとするデベロッパに特別のプロモーションが提供される。さらにその後DTは、デベロッパが自分のアプリケーションを同社のオンラインサービスから売れるようにする。
またDTのAPIは、DT自身のDeveloper Gardenマーケットプレースのほかに、Verious.comのメインのホームページとそのデベロッパネットワークからも提供される。その収容デベロッパ数は現在、100万を超えており、それぞれさまざまなニュースレターやWebサイトからアクセスしている。
自社のAPIをデベロッパに提供するモバイル事業者はDTが初めてではない。たとえば、最近は本誌のChris Velazcoが、AT&Tからの音声認識APIの提供を報じた。ただしデベロッパにデパートのような総合的なモバイルコンポーネントマーケットプレースを提供するのは、DTが初めてである。事業者のサービスのAPIだけでなく、多様なコンポーネントが提供されるため、デベロッパの開発時間の短縮に寄与できる。VeriousのCEO Anil Pereiraによると、今回の展開が示すものは、デベロッパはAPIだけでなくコードも欲しがっている、ということだ。“モバイルはアプリがすべて、という時代になりつつあるから、先進的なサービスプロバイダはデベロッパにできるかぎり多くの価値を提供しようと努めるのだ”、と彼は言う。
DT側も、同じ考えだ。同社のCore Telco Products事業担当SVP Rainer Deutschmannは、同社がこのマーケットプレースを立ち上げるのはデベロッパを支援して彼らの仕事を“より容易に、そしてより利益性の高いものに”するためだ、と語った。マーケットプレースは、ここからアクセスできる。



