ビデオ広告をクラウドソースで作るPopTentが$5.5Mを調達

高品質なビデオ広告は制作費も高い。だいたい1本につき数十万ドル、ときには百万のオーダーになる。でもPoptentに頼むと、プロダクションに頼むよりも良い方法でビデオ広告を作ってくれる。クラウドソース(crowdsource, crowdsourcing)で作るのだ。同社はこのほどMK Capitalから550万ドルを調達して、利用者への対応能力、すなわち擁するビデオグラファーの数を増やそうとしている。
Poptentが作った、ビデオをクラウドソーシングするためのプラットホームは、世界中から利用できる。企業や広告代理店が課題を出し、その後完成製品(ビデオ)を受け取る。同社は世界中に、多数のビデオグラファーたちのネットワークを抱えている(140か国5万名あまり)。広告主は、多数の既存作品の中から選んでもよい。
ビデオグラファーたちは作品の質で評価され、過去の作品がその人のポートフォリオに入る(選ばれなかったものも)。言うまでもなく、多くの注文主から高く評価される人ほど、仕事も収入も多くなる。課題には3タイプあり、オープンな課題は誰もがビデオを提出できる。招待課題は25から50名のビデオグラファーをあらかじめ選び、彼らに競わせる。プロダクション課題は、特定のビデオグラファーにその仕事が割り当てられる。
2007年に創業したPoptentがこれまでビデオグラファーたちに払ったギャラの総額は500万ドルを超えている。意外と少ない感じもするが、でもこのところは、受注単価と作者への支払額は増加傾向にある。昨年末での総額が約200万ドルだから、今年のまだ1年足らずで倍増以上だ。最近は、Dell、Intel、Jaguar、Walgreensなどの大企業からの利用も増えている。
Poptentのこの前の資金調達は、2010年10月の300万ドルだった。しかしその後の成長が急速なので、社員数を昨年までの倍、約70名に増員する計画だ。
CEOのAndy Jedynakによると、新たな資金の主な用途は、成長のさらなる加速、とりわけ製作本数を増やすことだ。そのため、製品開発と営業とサポートの強化に力を入れる。
国際展開も拡大する。最近はブラジルとフィリピンで好成績で、ヨーロッパと北米でも強勢な成長が続いている。さらに最近は、インドネシアやマレーシア、ルーマニアなどの遠地からも作品の提出があるようになった。


