ソーラー充電器Changersが倒産から蘇生して日本市場をねらう

昨年10月に登場したChangersは、スマートフォンなどのガジェットを太陽光発電で充電するシンプルな充電器だった。ちょっとしたひねりがあって、そのデバイスは発電量をWebサイトにアップロードし、ユーザは自分の節電量をFacebookやTwitterで友だちと比較できる。そして節電量は“Changer Credits”という仮想通貨に変換され、同社の指定コマースサイトで割引額として利用できる。
ベルリンで起業した同社はその後財務的に行き詰まり倒産した。ハードウェアビジネスは、難しいのだ。その後、同社のファウンダのうち二人…Markus SchulzとDaniela Schiffer…が、TrajnimiのファウンダKushtrim Xhakliと同じく光発電企業のCEOだったAndreas Rückemannと組んで新会社Blacksquared GmbHを作った。そして同社が倒産企業の全資産を買い取り、Changersのアイデアを蘇生させた。
製品の発売は、ヨーロッパと日本で行う予定だ。
日本は、Changersに適した市場だ。福島の惨事以降、全国民がグリーン指向になってる。
日本での立ち上げは、小売企業に対するグローバルなコンサルタント会社Daymon Worldwideと共同で行う。
そこで、どうなるか。ぼくが日本の消費者でChangersを持っていたら、通勤の地下鉄の中でぼくのChangers太陽光充電器は、ぼくのスマホとNFCで会話をして、今朝アパートのバルコニーで蓄電した“4CC”を、ぼくのアカウントにアップロードする。地下鉄を降りて会社に入ろうとすると、カーシェアリングのスタートアップから「あなたのエコな運転に対し“48CC”をさし上げます」という通知が来る。さて、合計52CCを何に使おうかな。
という超未来的な生活が始まる。アイデアをあくまでも捨てたくない勇気あるスタートアップの、将来については何とも言えないけど、でも本誌TechCrunchのオフィスでは少なくとも、とっても評判がいい。


