紙の名刺を止める最良の方法は「会ったら即メール」だ

名刺交換というのはガールフレンドと別れるときみたいなもので、お互いに「これからもときどき会おう」と笑顔で言い合うのだが、その後会いもしないし口もきかないことになるのはほぼ間違いない。紙と無駄な時間の節約になるシンプルで効果的な方法があるので紹介しよう。
新しく会った相手からその場でメールをもらうようにするだけでよいのだ。私はこの方法をここ1月ほど実行に移しているが、その結果は上々だ。Gmailの連絡先に登録してしまえば相手の連絡先が分からなくなることもないし、スパムフィルタに紛れることもない。
初対面の相手の90%に「速攻メール」戦術は有効だ。その場で時間がないなど、残りの10%の場合にはスマートフォンのカメラとOCRアプリ、todoを併用している。以下にノウハウを掲載するので参考にしていただきたい。フォローアップの方法についても解説する。
1. 必ず相手にメールさせる: 自分から相手にメールしたのでは相手が返信してくれるかどうかわからない。メール交換には名刺交換より時間がかかるが、そこにはメリットもある。そうやって手間をかけることが心理学者の言う「認知的不協和」を生む。これは人が自発的になにかをしなければならない状況に置かれたとき、必要とされる努力に応じて喜びも増えるという現象だ。つまり初対面の相手と関係を深めるのにとても役に立つのだ。
これは相手が普段名刺を持ち歩こうとしないVIPの場合特に有効だ。私は繰り返し試しているが、「スマートフォンから私にメールをください」と頼んで断られたことは一度もない。
2. 名刺を受け取ったらスマートフォンのOCRアプリでスキャンしておく:どこかになくしてしまったり、会ったときの状況を忘れてしまったりでフォローアップができなくなるのが紙の名刺の欠点だ(何日にもわたるような大規模なカンファレンスで一度に大勢の人と会うときは特にそういうことが起きやすい)。私はiOS向けの名刺管理アプリ、ScanBizCardsを使っている。名刺を撮影すると同時にOCRで読み取ってGmailの連絡相手に登録することができる。 .
3. GmailユーザーにはBoomerangがオススメ:これはウェブ・ベースのGmailエクステンションで指定日時にメールを送信したり、リマインダーを表示したりしてくれるサービスだ。月5ドルだが私は非常に重宝している。Boomerangを入れる前は延々とto-doリストを作っていた。
3. 重要な相手や複雑はフォローアップが必要ならto-doリストを使う: 私は重要なフォローアップto-doリストに入れていつも目の前に表示されるようにしている。
というわけで紙の名刺なんかなくても少しも困らない。目立つ名刺のデザインで悩む必要もない(下のビデオでは誰かが馬鹿でかい飛び出す名刺を宣伝している)。
ペーパーレス名刺管理にはそれなりの努力も必要だが、結局は検索やメール・アドレス管理の容易さなどでビジネス・チャンスを増やすことになるだろう。
〔日本版〕 iPhone、Androidで日本語対応の名刺読み取りアプリを利用している読者の皆さん、オススメがあればコメントで紹介してください。Camcard、Bizcaroidなどが検索の上位にくるようですが使い勝手はいかがでしょう?
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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)


