クラウドはお笑いネタになるだろうか?–The OnionのHP Cloudなど5作品を見てみよう

どうしてクラウドは、お笑いにしにくいのだろうか?
もちろん、やってみた人がまだ少ないわけではない。YouTubeでちょっと検索してみれば、そのことは分かる。クラウドに関する“笑える”歌なんか、いくつでもある。Joni MitchellからVanilla Iceに至るまでのあらゆるものを、元歌に使っている(“Ice, Ice Baby”変じて“Cloud, Cloud Maybe”なんてのもある。おとろしいね)。結論は: クラウド+アマチュアコメディアン=誰もがしらける、だ。
幸いにも、ついにパロディサイトThe Onionが、クラウドをお笑いネタにすることに挑戦した。やはり長年のお笑いのプロがやると、クラウドのお笑い化もまあまあの結果になったようだ。
でも、雲の上に一人で立つと、お笑い以外の意味も持つようだ。つまり、サーバやエラスティシティに関する、CS学位のない人でも理解できるジョークは、誰でも作れるからたくさんありすぎるということ。企業そのものを仮想化するだって?、ばかばかしすぎるよ。
でも、過去にも、比較的まともなのはあったんだ。
MicrosoftがVMwareを茶化しているこれは笑えるけど、まあOnionクラスではないね。ここに登場するTadという男は、VMlimitedという会社の営業だ。
そして次のビデオのお題は“The Cloud Consultant”(クラウド・コンサルタント)だ。彼は自称コンサルタントにすぎないが、友だちがソーシャルメディアのエキスパートばかりなのだ。
次は、セキュリティを勉強しているヒットラー。でも、ヒットラーネタは今やYouTube上に多すぎる。よっぽどのケッサクでないと、目立たないね。
そして言うまでもないことだが、クラウドの宣伝ビデオはどれもこれもひどいから、そのばつの悪さだけで十分に笑えるよね。笑える、というより、笑ってしまうよね。
Microsoftの“To the Cloud”キャンペーンなんか、このジャンルのトップ作品だな:
Onionの、クラウドをパロった作品は、まだそんなにたくさんはないね。つまりクラウドは、Onionにとってもやりにくいテーマなんだろう。おもしろみを、見つけにくいんだよ。
というより、まだクラウドそのものに、魅力と輝きが足りないのかもしれない。


