Amazonが発送センターの社員に新技能修得のための学費を補助

AmazonのCEO Jeff Bezosはよく、自分のeコマースサイトのフロントページで、わりと大きめのニュースを発表する。訪問者のとても多いサイトだから、世間をあっと言わせるための場としても恰好だ。今日(米国時間7/23)彼は何をやったかというと、Career Choice Program(キャリア選択事業)なるものを発表したのだ。それは、同社の発送センターで働いている人たちの中の、有利な転職を考えている人たちに、技能修得のための学費を補助する事業だ。今、需要の多い高給の仕事といえば、CADや医療検査などの分野だ。
Amazonは、すでに同社が自慢していることだが、発送センターの社員に一般小売店よりも30%高い給与を払っている。そして今度は、より高給な転職を支援するというのだ。Amazonが決めた一定の転職分野がいくつかあって、その方面に進むための学費として支払うお金なら、今回の事業による助成金を得られる。
その受給資格は、Amazonの正社員として3年以上勤務していること。給付額は授業料や教科書などに要する費用の95%まで、年間最大2000ドルまでで期間は4年だ。もちろんこの額では大学は無理だが、事業の目標はあくまでも職業訓練であり、学問ではない。発表文の中でBezosはこう書いている:
事実、選ばれているコースはその多くが、Amazon社内での職能強化や昇給とは無関係だ。たとえばそれらは、「エンジニアリング」、「情報技術」、「機械販売」、「電気製品販売」、「保健医療」、「建設」、「運輸」、「会計」などだ。職業の具体例としては、“航空機整備”、“CAD”、“機械工具技術”、“医療検査科学”、“歯科衛生士”、“看護士”などが挙げられている。
目標は、まだ好況とは言えない経済状況の中で、社員たちに新しい技能を身につけさせ、キャリアの選択肢を広げることだ。同社はときどき、発送センターの社員たちの扱いでもめることがあるので、社員対策+マスコミ対策としてもこれは重要だ。将来上向きの転職ができるとなると、社員たちのやる気も増すことだろう。


