調査結果:サムスンはGalaxy S3を1000万台販売。それでも一番欲しい機種はiPhone 5
発表すらしていない製品について人々が熱狂している時、そのブランドは正しいことをしている。451 ResearchとChangeWaveが行った、消費者のスマートフォンに対する感情に関する最新調査によると、AppleのiPhone 5 ― 名前がどうなるにせよ ― は、「前例のない」事前需要をみせている。回答者の14%がiPhone 5を買う「可能性が極めて高い」(very likely)と答えた。一方SmasungのS3は、今後90日以内にスマートフォンを買う予定という回答者の2%が「可能性が極めて高い」と回答した。このニュースの前日、Samsungは、Galaxy S3を発売以来世界で1000万台販売したと発表した。
Appleは今年中に新しいスマートフォンを発売する可能性が高いが、451/Changewaveの調査員によると、彼らがスマートフォン購買の絶頂期になると予想するこの時期を、Appleは最大限に生かすだろうという。Smasungもある程度その恩恵に預かるだろうが、ブランド需要の低さに相応したものだろうと予測されている。他のライバルたちはあまり期待できそうにない。
「スマートフォン全体の売上はこの秋に最高潮に達し、もちろんAppleが最大の恩恵にあずかるだろう」と451/ChangeWaveのDr. Paul Carton調査担当副社長は指摘する。「しかしAppleおよびある程度Samsung、を別にすると他のメーカーは来るべきこの需要の波にあまり乗れそうにない」
他のデータを見ると、Nokiaの全体での需要は2%で、3月から1ポイント増だった。Motorolaは4%で2ポイント減。HTCとRIMは、それぞれ3%と2%で3月から変化がなかった。後者はRIMにとって「史上最低」の数字。
ChangeWaveの調査は、北米を中心に4042名の消費者を対象を2012年6月に行われた。14%がiPhone 5を買う「可能性が極めて高い」と答えた他、17%が将来「ある程度」買う可能性があると答えた。これと比較してiPhone 4Sの発売時には、10%が「極めて高い」、11.5%が「ある程度」と答えていた。そしてそのデバイスが今「史上もっとも成功したスマートフォンと考えられている」のだとCartonは指摘する。買う「可能性が低い」という回答数も減っている。

興味深いのは、ChangeWaveは考慮にいれていないが、iPhone 4Sの発売前、多くの人たちはそれを伝説のiPhone 5だと思っていた。現実には外観はiPhone 4と全く同じ、機能も殆ど同じで、音声アシスタントのSiriだけが例外だった。つまり、ここで見ているのは、メジャーなアップデートとアップグレードを期待してiPhone 4Sを買い控えた人たちによる抑圧されていた追加需要なのである。
しかし、だからといってSamsungが不調だということではない。ChangeWaveによれば、実はSamsungの需要は3月から4倍に急増しているという。HTC、MotorolaといったAndroidのライバルたちがさらに苦戦した期間だ。
ChangeWaveはSamsungの最近の好調を、S3に対する良好な反応のためだとしている。大画面、高いCPU性能、改善されたカメラ、4G機能などを備えている。

その人気については、昨日Samsungの情報テクノロジー・モバイル通信部門プレジデントのShin Jong-kyunが詳しく説明した。S3は6月初旬の発売以来1000万台を売った。Shinの言葉を引用したYonhapニュース通信によると、1日当たりの販売は19万台に上り、今年中には4000万台に達する可能性がある。
しかし、この勢いをもってしても、Apple iPhone 5と同じ熱狂レベルにはなっていない。両者の「事前」需要を示すグラフがそれをものがたっている。


留意すべき重要な相違は、Appleが次のiPhoneについて一切正式発表していないのに対しして、Samsung Galaxy S3は1ヶ月前に発売されていることだ。このため調査対象者たちは、このデバイスが何を持っているか(あるいは持っていないか)について、回答時により多くの知識を持っていたことになる。iPhone 5の場合は、ChangeWageは回答者に対して「予想される」機能を提示したと同社は言っている。
それは大画面、改善されたカメラ、新OS、および4G機能などだ。
Galaxy S3とiPhone 5は同じ価格帯で売られる可能性が高い。現在S3は16GBモデル、2年契約で199ドルで販売されている。
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(翻訳:Nob Takahashi)


