Amazon、モバイル版アプリケーションをリニューアル。ジャンル毎閲覧機能および定期おトク便対応を実装
米国AmazonのAndroid版およびiOS版のモバイルアプリケーションをバージョンアップした。小さな画面でも大画面ウェブでのAmazon体験に近い使い勝手を実現しようとする進化のひとつと見ることができよう。もっとも大きな変更点は(ついに)ジャンル毎にブラウズして買い物ができるようになったことだろう。モバイル版アプリケーションはこれまで、具体的な商品を検索してその商品を購入するというような使い方しかできないようなものだったのだ。
またモバイル版から「定期おトク便」(訳注:日本での名称です。米国ではSubscribe & Saveと呼ばれるようです)が利用できるようにもなった。昨今、定期購入サービスが広がりを見せているが、この「定期おトク便」というのはAmazon版定期購入サービスと言えるものだ。定期購入サービスにはいろいろとあり、以前から一般的だったのは、販売者が毎月、販売者側のセレクションに基づく商品を送って、消費者に購入を促すというパターンだった。しかしAmazonの定期購入サービスは、ペットフード、各種ケア用品、オフィスサプライ等、定期的に買い足しを行うものを対象としている。
実は以前、冗談で「タンポンの定期購入サービスを誰もやってないなんて驚きに値するね」というツイートを投稿したことがある。ところがすぐに「Amazonがやってるよ」と教えてもらえた(そして専門に扱っているスタートアップもある)。実のところAmazonはおむつ、美容製品、食料ないし家庭雑貨、あるいはローションやカミソリなどのヘルスケア、衛生用品、電池やゴミ袋などの日用品など、定期的に購入するものならなんでも定期購入サービスとして扱ってくれる。また、他のサービスによくあるように月毎の購入を強制してくるようなこともない。配送期間を1ヶ月毎から6ヶ月毎の間で自由に選ぶことができるのだ。
こうした定期購買サービスが大流行して、将来のEコマースを担うサービスになるのかどうか、結論を下すのはまだ早いだろう。しかし「欲しいもの」ではなく「必要なもの」を提供するというのは確かにあり得る方向性だろう。500 Startupsが出資しているNetPlenishも、こうした点に力点を置いている。
ちなみにAmazonの定期購買サービスにはもうひとつメリットがある。支払いは製品出荷時に行えば良いのだ。前払いは必要なく、また送料も無料だ。また定期購買で申し込んでおけば通常価格より安く提供され、Amazon Mom(訳注:米国内のサービスです)に登録していれば、双方の割引を併用することができる。つまり場合によってはおむつやウェットティッシュなどを最大で20%オフで入手できるのだ。
こうなってくるとぜひとも欲しいサービスがある。日用品の購買データをAmazonに送り込むためのサービスがそれだ。どういった品物をどのくらいの頻度で購入しているのかわかっていれば、Amazonの定期購入サービスを利用するのも一層簡単になる。だれかそうしたサービスを作ってはいないだろうか?
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(翻訳:Maeda, H)


