Instagramに投稿した写真の加工品を販売することのできるInstacanvas、投資家からの人気が高く予定以上の資金を調達

instacanvas_logo_white_bg人気写真アプリケーションのInstagramがクールであるひとつの理由は、開発者向けにAPIを解放して、各種サービスによるエコシステムを構築しているところだろう。開発者たちはこのAPIを利用して独自のサービスを提供することができる。こうしたサービスのひとつにInstacanvasがある。ロサンゼルスのスタートアップ支援組織(アクセラレーター)であるMuckerLabからの卒業生だ。Instagramに登録された写真を物理的な印刷アイテムとして、各利用者が販売できるようにする(訳注:もちろん自分の写真加工品を購入することもできる)サービスだ。このInstacanvasが170万ドルの資金を調達したとのニュースが入ってきた。予定を上回る調達金額となった模様で、参加したのはScott Banisterなどのエンジェル投資家や、FF Angel(Founders Fundのシード投資機関)、First Round Capital、そしてBullpenなどの投資団体だ。

販売できるプロダクトを拡充

CEO兼共同ファウンダーのMatt Munsonは先週、獲得した資金は「Canvas」以外のプロダクト拡充と、今後の発展を目指した採用活動に充てたいと話していた(バックエンド系およびモバイル部門での開発者を募集している)。まずは新プロダクトとして「Framed Print」と「The Prism」がメニューに登場している。「The Prism」の方は1インチの厚さのアクリル樹脂に写真を埋め込んだもの。Instacanvasは「もっとも美しいプロダクト」であるとしている(Instacanvasのプロダクトはいずれも39ドル95セントから)。新たなプロダクトを追加するとともに、送料も全世界統一で9ドルという価格設定にしている。

Munsonによると、InstacanvasはソーシャルとEコマースが出会う場所に位置するサービスとして投資家の注目を集めているのだそうだ。現在のところサイトへの訪問者数はEコマースサイトというよりも、ソーシャルサイト風の伸び方を示しているらしい。こうした状況の中、わかりやすいビジネスモデルを展開していることで、投資家も注目しているわけだ。

Munsonによると、現在サイトでは100,000件のInstagramギャラリーが展開されているとのこと。ギャラリーというのはInstagramの利用者が開設するもので、ここを通じて写真加工品の販売を行う(訳注:20%が写真提供者の取り分となる)。サイトには35ないし40ヵ国からの人びとが集まっている。

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(翻訳:Maeda, H)