人類の未来はいじめられっ子にある, だから最後に勝つのはOpen Stackだ

今日(米国時間8/13)の午後Red Hatが同社のOpenStackディストリビューションのプレビューを発表したことに関して、暴言の嵐が吹き荒れている。まるでぼくのTwitterDeckのストリームにOpenStackが避雷針を挿入し、そこに大量の雷が集中して落ちたみたいだ。
OpenStackは、人びとの神経を逆なでしている。それは、愛するか忌み嫌うか二つに一つしかない。だからこそこのオープンクラウドは生き延びる。激しく愛する者と激しく憎む者に世の中が二極分化するものは、最終的に勝つ。
Red Hatが独自のディストリビューションを出すという話は、かなり前からあった。しかしそれが実際に出た今日は、ファンも評論家も巻き込んだ一大政治討論会が始まったようだ。
OpenStackの何が、このような二極分化を起こすのか? 友人で同僚のKlint Finleyと話し合ってまとめた、その5大理由を列挙しよう:
- OpenStackは脅威である。だから今のうちにやっつけておきたい。
- OpenStackは人気が先行している。だから正統派ギークたちに嫌われる。
- 市場の競争の主役がベンダ(例: Apple vs Microsoft)からオープン vs クローズドに代替わりしている。
- OpenStackには好悪両面がある。支持者たちはOpenStackが連邦型(federated, 異種混成型)の環境になることを期待する。反対派は、それはRed HatやDellやRackspaceなどの大型ベンダがコントロールする業界の寄せ集め集団にすぎない、と見る。
- OpenStackは完全にユニークである。オープンソースのモデルとして、これまでにないタイプである。よくLinuxと並べられるが、しかしLinuxはLinus Torvaldsという個人が作り、今でも彼がカーネルに対し最終決定権を持っている。OpenStackはRackspaceとNASAが作り、技術作業部会が次のリリースの内容を決めている。
しかし全般的には、ぼくはGuy KawasakiがAppleについて言ったことを思い出す。人びとが愛するものを作り、ほかのことは忘れろ、と。
OpenStackもまさに今、それをしている。熱心なファンや支持者の集団がいる。重要なのは、そのことだけだ。


