7インチKindle Fire HD、ファースト・インプレッション―ディスプレイに驚嘆、動作は非常に高速、WiFiだけは(会場では)やや期待外れ

Amazonは先ほどKindle Fire HDを発表した。ジェフ・ベゾスはプレゼンで美しいディスプレイ、ものすごく高速なWiFi等々魔法のような特長を約束した。Amazonはほとんどの約束を果たしたというのが短時間だがさっそく触ってみた第一印象だ。そして何より価格がすばらしい。
7インチFire HDを手に取ると、誰もがまずディスプレイに目を奪われるだろう。噂は本当だった。ゴージャスだ! 事実、iPadのRetinaディスプレイに十分匹敵する。どんな画像でも(雑誌の中の写真でもビデオでもその他なんであろうと)鮮明でシャープに表示される。どんどんズームアップしてもピクセルが見えてこない。
私はFree Timeその他の新機能も試してみた。Fire専用のメール、Facebook、Skypeアプリはそれぞれ改良が加えられている。Facebookのモバイル版のユーザー体験は通常ひどいものだが、改良されたWiFiと強力なプロセッサーのおかげでかなり高速化していた。しかしログインと起動には相変わらず少々手間取る。
反応に関していえば、Fire HDは信じられないほど速い。カルーセル式の横スクロール、ピンチでズーム、雑誌のページめくり、どれもすばらしく快適だ。その瞬間に満足させてくれる。他のタブレットとは大違いだ(iPadの反応さえしのぐ)。
残念ながら、スーパー高速だというWiFiについてはちょっと疑問が残った。会場には大勢の記者がいて全員がWiFiの帯域を使いまくっていたという悪条件を考慮しなければならないが、TechCrunchやFacebookを開くのには1秒以上かかった。もう少し速いかと期待していたのだが。
新しいFireのWiFiはデュアルバンドでアンテナが2組内蔵されており、片方のアンテナを手で覆っていても速度が落ちないという。さらに、さまざまな物体からの反射電波を利用して受信感度を上げるMIMOという新しい受信テクノロジーが採用されている。
念のために言っておくが、新しいFire HDのWiFiは決して遅いわけではない。ただBezosが力説したほど速くはないように感じただけだ。もちろんFireHDを購入した後ではこの会場のような混雑したWiFiを使う機会は多くないだろうから問題にはならないかもしれない。
今回、テスト用に8.9インチ・モデルは提供されなかったが、7インチモデルのファースト・インプレッションはすばらしかった。バックパネルは柔らかくてゴムのような感触で、保持性がよい。ただし全体のサイズはやや大きくなっている。オリジナルのFireにくらべて四隅の丸みは大きく、はっきり感じられるほど薄くなり軽くなっている。また背面のテーパーもさらに縁にかけて薄くされ、しっくり手に馴染む。背面はオリジナルより滑らかだ。
2個のステレオ・スピーカーのサウンドはすばらしい。またデザインのアクセントにもなっている。タブレットの両側に配置され、背面にプラスティックの帯が走り、Kindleのロゴが表示されている。
全体として私はFire HDに非常に強い印象を受けた。思ったほど速くなかったWiFi(これも自分のWiFi環境で使えば印象は変わってくるかもしれない)を除けば、私がタブレットに期待するものがすべて入っていた。しかも信じられないようなお買い得価格だ。
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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)


