日本のGREE、アメリカのゲームデベロッパー、App Ant Studiosを買収

時価総額47億ドルの日本のモバイルゲーム大手GREEが欧米市場への参入を本格化させている。GREEはこのほどさらももう1社、アメリカのゲーム・デベロッパーを買収した。
GREEが買収したのはApp Ant Studiosで、買収額は不明だ。GREEこれまでもApp AntとAndroidゲームの開発で提携していた。AppAntの4人の共同ファウンダーのうち、 Brian FrederickとPaul PierreはAndreessen Horowitzが出資するTinyCo、Storm8、EAでユーザー・インタフェース・デザイナーとして働いていたことがある。共同ファウンダーを含めてApp Antの全員がGREEに参加する。
同社の主力製品、Dino LifeのiOS版が最近カナダで公開された。アメリカで公開する前にカナダでユーザーの反応をテストすることが最近ゲーム業界で一般的になっている。本番前に初期版の問題点を発見して、ユーザー体験を改善するチャンスを作れるからだ。
2億1000万ドルでFunzioを買収、昨年は1億400万ドルでモバイル・ソーシャル・ゲーム大手OpenFeintを買収するなど、GREEはこのところゲーム業界でもっとも積極的に買収を行う企業の一つになっている。積極的な買収戦略を取ってきた他の大手のうち、ZyngaはFacbookプラットフォームでの成長の鈍化が投資家に嫌気されて株価を大幅に落としているうえ、今年春にDraw Somethingのデベロッパー、OMGPOPを1億8000万ドルで買収したため資金に余裕がなくなっている。
GREEは前四半期に401億円(5億850万ドル)の売上に対して123億円(1億5600万ドル)の純益を計上している。対前年比で売上は90%アップしているが、対前四半期では若干ダウンしている。GREEに非常に大きな利益をもたらしていたゲーム手法を日本政府が中止させたためだ。
日本市場が飽和するにつれてGREEはアメリカやヨーロッパなど外国市場への参入の必要に迫られている。カード集めやDino Lifeのようなシミュレーション・ゲームの種類を増やすと同時に既存のゲームの収益性を最大限にするよう努力するというのがその戦略のようだ。
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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)


