comScoreレポート:スマートフォン利用者の5人中4人が、小売サイトの利用にもスマートフォンを活用中
comScoreからスマートフォンによる小売サイトの利用状況について、アメリカ国内の状況をまとめたレポートがリリースされた。レポートによると7月には、アメリカにおけるスマートフォン利用者の5人中4人が、スマートフォン経由で小売サイトにアクセスしたのだそうだ。ちなみに人数に換算すると8590万人ということになる。アマゾンがビジター数4960万でトップ、続くのはeBay(3260万)、Apple(1770万)、Wal-Mart(1630万)、Target(1000万)、そしてBest Buy(720万)などとなっている。
また、従来からの小売サービスに加えて、夏のコンサートないし演劇シーズンを背景に、多くの人がスマートフォンからチケットを購入したり情報を取得しようとして570万のビジター数となった。Home Depot(440万)や、その競合のLowes(320万)なども多数のビジターを集めている。ちなみにcomScoreによると、位置情報に基づいた買い物提案を行うShopkickにも、6月中は400万のビジターがあったのだそうだ。
iPhoneとAndroidの別で見ても、Amazonがトップなのは変わらない。iPhone利用者の43%、Android利用者の55%がAmazonにアクセスしている。ここでAndroid利用者の割合がかなり高くなっているのは、Amazon Appstoreの存在もあることは申し添えておく。AppleサイトはiPhone利用者の33.5%に利用されているが、Android利用者の方はとなると7.3%がアクセスしたに過ぎない。実は他のメジャー小売サイトを見るときも、iPhone利用者の方が、より高い利用率を示しているということが言える。利用者数で見るとAndroid側に軍配が上がっているが、これは膨大な利用者数の結果として現れるものだ。
人口統計的分析も行われている。スマートフォンとコンピュータを通して、小売サイトの利用率に男女間の差はほとんど見られない。但し、女性の方が費やす時間は多いようで、PCからの場合は女性が53.4%の滞在時間消費率で、スマートフォン経由の場合はさらにその差が広がり、女性が56.1%のシェアを占めるという結果が出ている。
また、スマートフォンからショッピングをする人には若い人が多いという結果も出ている。調査によると、スマートフォンから小売サイトを訪問する人の70.7%がが45歳未満なのだそうだ。一方のPC利用者についてみると、45歳未満の割合は61.1%ということになっている。また45歳未満の層におけるエンゲージメントの面でも違いが見られるようで、スマートフォン利用者の場合、この年齢層における利用時間の割合が73.8%となっており、一方のPCについては同割合が61.6%となっている。
ところで小売サイトを利用するスマートフォン利用者のうち、3人に1人近くの世帯収入が10万ドルを超えている。そしてこの収入層だけで、スマートフォン利用者の小売サイトアクセス時間の31.2%を占めているのだそうだ。
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(翻訳:Maeda, H)




