音楽ストリーミングRdioがSpotify対抗策としてアーチストの収入を増やす新企画を立ち上げ

音楽ストリーミングのRdioは、目下北米ではSpotifyの後塵を拝しているが、おそらく必要なのはパートナーに対するインセンティブの強化だろう。とくにSpotifyの低いマネタイゼーションに対しては、アーチストやレーベル(レコード会社)からの不満が大きいのだから。そこで今日(米国時間10/1)Rdioは、’Rdio Artist Program’なるものを導入した。これは同社によると、アーチストが音楽ストリーミングから直接収入を得るための、まったく新しい方式だそうだ。
その考え方は、アーチストが自分の音楽と音楽のリコメンデーションをファンと共有し、それによってRdioの新会員を増やせば一人当たり10ドル稼げる、というもの。これはもちろん、アーチストにとってのインセンティブになり、彼らのファンをこのサービスに引っ張り込む動機になる。
そのほかにも利益がある:
- 新たな会員を誘ったら一人につき10ドル(“少なくとも一か月間で”)
- ビジターと会員の紹介に関するリアルタイムの統計データ
- Rdioのアーチストページのカスタム化ができる
- トラッカブル(追尾可能)なリンクの作成とRdioの音楽コンテンツの埋め込み型プレイヤーを使えるツールの提供
- チップス、ヘルプドキュメント、Rdioサポートへのアクセス
これら新機能はRdioが使える14か国で一斉に提供され、すでにアーチストページを持っているアーチストはすぐにインセンティブの対象になる。Rdioは今すでにScissor Sisters、Snoop Dogg aka Snoop Lion、A-Trak、Chromeo、Brendan Bensonなどのプログラムを立ち上げている。
アーチストの中には、TwitterやFacebookを利用して一日に何千ものフォロワーを引っ張り込む人もいるだろう。そういう人たちにとっては、Rdioのこの新企画は大きな収入の機会になる。
一人のファンの生涯価値として、どれぐらいの稼ぎになるのか、それはまだ分からない。ぼくに言わせれば、ほとんどのアーチストはYouTubeのやり方を好むと思われる。コンテンツに広告が付いているので、今後ずっとビューワーが現れるかぎり、お金(広告料収入のYouTubeとの分有)が入ってくるのだから。


