Microsoftの協同ファウンダPaul AllenがWindows 8をリビュー: エレガントで革新的で不可解

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数日前にMicrosoftの協同ファウンダPaul Allen が、Windows 8の長いリビュー記事をひそかに発表した。彼は2000年にMicrosoftの役員を辞任したが、今でも実質的な相談役だ。彼はWindows 8を“Windowsの進化史における大きな節目である”、とし、とりわけタブレット向けの機能を賞賛している。彼によると、タブレット上ではWindows 8は“大胆かつ革新的”で、多くのリビュワーたちとは逆に、“同一のオペレーティングシステムがデスクトップとタブレットの両方を同時にサポートする双相(bimodal)インタフェイスの巧妙な統合化”に“感銘を受けた”、と激賞している。しかし彼は、Windows 8のそのほかの側面については、“謎めいた”部分がある、と言って賞賛を控えている。

“Windows 8には、ぼくをまごつかせる部分がある。”

Allenがとくにいらついたのは、Internet Explorerなど一部のアプリケーションに、Metroバージョンとデスクトップモードバージョンの両方があることだ。二つのアプリが設定や現在のデータ等を共有することはなく、コミュニケーションもない。互いにまったく赤の他人だ。Allenは曰く、“二つのアプリケーションがたまたま同じ名前と機能を持っているだけである”。

もう一つAllenを困らせたのが(AllenだけでなくMicrosoft以外の人間全員が困るだろう)、ユーザがWindows 8のデフォルトのビューをデスクトップモードに設定できず、必ずつねにMetroのスタートメニューが表示されることだ。“人びとを、今すぐ新しいスタイルに無理やり慣れさせたいのだろう。でも、これをバイパスするサードパーティ製の回避策は、必ずじきに登場するだろうね”。

AllenはWindows 8のCharmsについても書いている。タブレットで左から右へスワイプしたり、マウスを右隅へすべらせると出るメニューバーだが、これは、それがあることをあらかじめ知っていて、出し方をよく知っている人にしか使えない。それ以外の人には、“視覚的なヒントもないし、出し方の説明もない”、とAllenは言う。

そのほかにAllenがWindows 8で困ったことは:

  • マルチ(複数)モニタを使いづらい(画面上にスタート画面を保持できない、など)
  • デスクトップとMetroインタフェイスとの完全な赤の他人性(無コミュニケーション)
  • 意図しないのにモードが変わる
  • スタート画面を階層化できない
  • タブレット上でデスクトップビューの操作が至難
  • スタート画面に時計がない
  • デスクトップビューでオンスクリーン(画面上)キーボードが自動的に出ない

しかしAllenは、“あと少々手を加えれば”デスクトップユーザはすぐに使い方のコツをおぼえるだろう、指摘した問題点の多くが次のリリースで直っているであろう、と楽観的だ。いずれにしても彼は、Windows 8のタブレットサポートには感激している。Windows 8のタブレットインタフェイスは“エレガント”で、“反応が速い”と彼は言うが、この二つの形容詞はデスクトップには当てはまらないようだ。

Microsoft自身も、コンピューティングの未来はタッチインタフェイスにあり、Windows 8は同社がその方向へ舵を切ったことの表れだ、と考えている。だからこそ多くのビジネスユーザは、今のWindows 7からなかなかアップグレードしないだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))