Facebookのユーザー数10億人突破が株価に与えた影響はゼロ

facebook stock 1 billion

先週、Facebookが誕生日などに友だちに現物のプレゼントを贈れるギフト機能をリリースしたことを好感して株価が少し上昇した。たしかにこの機能は新たな収入源となる可能性がある。しかしせっかくFacebookが達成した大記録に対する反応はそれほど温かいものではなかった。

今日(米国時間10/4)、 Facebookはユーザー数が10億人となったと発表したが、これに対する株式市場の反応はゼロないしわずかに否定的だった。この記事の執筆時点で、株価は始値の 21.83ドルから6セント(0.27%)下落している。今日は取引開始から若干値上がりし、しばらく22ドル台で推移していた。

今朝のFacebookの発表についてはNBCのToday Showが取り上げたし、Businessweekにはマーク・ザッカーバーグに対するインタビュー記事が掲載された。NBCは夜にはもっと長いインタビューを放映するということだ。最近の他のFacebookのニュースに対する反応と比較すると、TechCrunch Disruptでマーク・ザッカーバーグが収益化計画について話をした後、株価は8.9%アップした。ギフト機能のリリースの後は6%のアップだった。

ユーザー10億人のニュースに対する反応が冷たいのはなぜだろうか? ひとつにはFacebookの月間アクティブ・ユーザー数が10億人に近づいていることはかなり前から知られており、驚きがなかったということが考えれる。また、単にユーザー数が発表されただけで、その10億人をベースにどのような収益化を試みるのかが明らかにされなかったためでもあるだろう。

Businessweekで、「ユーザーが20億人になるのはいつだと思うか?」という質問に対してザッカーバーグは「それを予測するつもりはない。重要なのはモバイルだということははっきりしている」と答えた。現在Facebookの10億人のユーザーのうち6億人が何らかのモバイル・デバイスを利用してアクセスしている。しかもモバイル・ユーザーの成長はデスクトップよりずっと速い。

上場以来Facebookの株価には試練が続いているが、Facebookは遠大なビジョンを明らかにし、それに基づいた行動を起こし始めている。市場が聞きたいのは具体的な行動のニュースであることは間違いない。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)