ゴリラガラス, 初代iPhoneからの大躍進: 全世界で10億のデバイスが使用

Corning社のGorilla Glass(ゴリラガラス)は、Appleの初代iPhoneの、衝撃や擦過に強いフロントスクリーン被覆素材として有名になった。当時AppleのCEO Steve JobsはCorningのCEO Wendell Weeksに、この素材を大量生産するよう説得した、とJobs伝説は記している。そしてCorningの今四半期決算報告によると、今ではそれは、世界中で10億あまりのデバイスに利用されている。
Gorilla Glassは、Appleの、ポケットの中で複数の鍵と一緒にタンゴを踊っても無傷なタッチスクリーン製品が、世界を席巻した功績の、重要な一翼を担っている。そしてそれは今では、至るところにある: Acer、Asus Nokia、Dell、HP、HTC、LG、Lenovo、Sony、などなど、名前を挙げるときりがない。
ではそれは、Corningの富にどれぐらい貢献したのか? 2011年にその売り上げは7億ドル近かった。そして今年のQ3では、3億6300万ドル、前年同期比21%の増となった。
しかし、バラ色の話ばかりではない。総売上はQ2より7%アップして20億4000万ドルだったが、前年同期比では2%下落し、コスト削減のために近くレイオフを余儀なくされる、と見られている。重要顧客である通信と環境の両テク部門が、低迷しているためだ。
そんな中でGorilla Glassは明らかにCorningの収益を支える主力製品であり、また、もう一つの家電革命をもたらす新型ガラスと言われる、“超薄型で自在に曲げることのできる”超薄型フレキシブルガラスWillow Glassの名も、同社は挙げている。Corningが公開したビデオによると、Willow GlassはLCDやOLED用のパネルの製造過程を大幅に改良し、また自由に曲げられるので未来のスマートフォンのデザインを抜本的に変え、価格も大衆価格にまで引き下げられる、と言われている〔生産コストがゴリラガラスなどよりも安いため〕。
〔余計な訳注: 10億の何割がApple製品だろう?〕


