壁のコンセントに直接差し込んで使う超小型/音声応答型コンピュータUbi

Kickstarterで目標を大幅に上回る資金を集めたUbiは、その名の通りubiquitousな(ユビキタス、至るところにある)コンピュータだ。家庭やオフィスなどの壁ソケットやタップコンセント用の差し込みプラグが付いていて、実際に差し込んで使う(左図)。入出力インタフェイスは主に音声で、ふつうのコンピュータと同じく、検索をしたり、目覚まし役をしたり、部屋の環境条件を感知したりする。
Ubiの予約価格は219ドル、発売は2013年初頭の予定だ。カナダのトロントのチーム、 Amin AbdossalamiとMahyar FotoohiとLeor Greblerが作ったこの製品は、ユビキタスコンピュータの一つの実現例だ。コンセントに差し込んであれば常時onであり、あらゆる機能はクラウドから提供される。大きな家で、あちこちに差し込んでおけば、一種のバックグラウンドコンピュータになる。ただしこのままでは設備機器のコントロールはできないが、サーモスタットや赤ちゃんモニタ、インターフォンなどの仕事はできる。
Ubiは家の中のほかのUbiたちをモニタでき、たとえば、ある部屋の明かりが付いたことを通知してくれる。スマートフォンやタブレットを仲間に入れて家庭内ネットワークを構築でき、ほかのアプリケーション、たとえばNestサーモスタットを一緒に使ったりできる。
ユビキタスコンピューティングは、Appleをはじめ各社が開発にしのぎを削っている分野だから、このチームに安易な成功はないと思うが、普及すればとてもおもしろいと思う。ぼくも、スタートレックの宇宙艦隊みたいなしゃべり方で、これに向かって、“コンピュータよ、不具合をはやく見つけなさい”、と言ってみたいね。
するとUbiは、こう言うだろう: “不具合はあなたです。ジョン、あなたが不具合ですよ。”


