Facebookがビッグデータ技術者を求める超ギークなブログ記事をポスト

Facebook Nerd Glasses

100ペタバイトのクラスター! hiveのクェリは一日に6万! Facebookが最近ポストした1800ワードのブログ記事の、目的はただ一つ。それは、世界のトッププログラマたちに、やりがいのある仕事はFacebookにある、と告げることだ。ぼくみたいな凡人は、Facebookのデータウェアハウスの今の規模が2008年の2500倍だ、ということしか分からないが、この記事はバックエンドギークにとってはポルノ以上の興奮を誘うはずだ。そしてそれ…優秀なデベロッパを誘い込むこと…が、Facebookの長期的な成功のためには欠かせない。

Facebookは、IPOした企業に共通の、人材確保の悩みを抱えている。もはやストックオプションという美味なる餌はないわけだから、優秀な人材たちがそう簡単にはこの船に乗ってこない。

どこかに雇われるよりは、自分で会社を興したほうが夢がある。あるいは自分だけがその価値を理解できる、将来性ある小さなスタートアップに賭けるのも、スリリングでおもしろい。これらに比べると、Facebookは色あせて見えるかもしれない。もしそうなら、同社は今のピークに停滞し、若い世代に蹴落とされるのを待つだけだ。

Facebookにあって、若いスタートアップにないもの。それは、巨大なユーザベースと、自分が作るものが世界を動かす可能性を持つことだ。その技術者たちは、コンピュータ科学の最先端の問題に取り組んでいる。しかしFacebookそのものは、平凡な消費者製品にしか見えないかもしれない。そこで同社は今回、”Under the Hood: Scheduling MapReduce jobs more efficiently with Corona”(Under the Hoodシリーズ: MapReduceのジョブをCoronaでより効率的にスケジューリングする)という、ギークの大魚が釣れそうなタイトルのブログ記事をポストしたのだ。

その記事は、HadoopのMapReduceスケジューリングフレームワークの制約について詳しく述べ、それらの制約を回避するためにFacebookはオープンソースでCoronaを開発し、今それはGitHub上にある、と述べている。これによりたとえば、スロットのリフィル時間がMapReduceの10秒から600ミリ秒に短縮され、ジョブレイテンシが半減、クラスターの利用効率とスケジューリングのフェアネス(公平性)も向上した。技術の詳細に興味のある方は、記事そのものを見ていただきたい。

Facebookの技術者向けブログ記事は何年も前からあるが、Under The HoodシリーズはIPOのころにスタートした。それまでの技術者向けブログは、Facebookのバックエンド構築に関わる“人間”のお話が主だったが、公開企業になってからはUnder The Hoodを軸に、よりハードコアになった。もう、社員保有株の高騰という棚ぼたのありえないFacebookにとって、技術者を惹きつけるには、正攻法しかないのだ。

Facebookは、その外見の下には技術者たちの挑戦を待っているミステリーがぎっしり詰まっている、というイメージを、これからも訴求すべきだね。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))