Appleが中国でiPhoneのグレーマーケットと戦う舞台裏

中国でiPhoneを入手するのは常に困難だ。発売以来、中国本土ではグレーマーケット以外にこのデバイスを入手する手段はなかった。このたびAppleは深センでiPhoneを販売できるようになった、ただし、驚くほど厳しい販売制限の下で。

まず大きな制限は店頭販売にある。客はiPhoneを店頭でいきなり買うことはできずネットで注文してから取りに行かなければならない。しかも一日一人当たり一台に制限されている。さらに、クレジットカード1枚につき10台しか買うことができず、ギフトカードでも決められた台数しか買えない。ギフトカードはかつてグレーマーケットが発見した抜け穴だった。

Appleの中国ウェブサイトは同時に入ってくる注文数も制限していて、大量注文の後に大勢の人々がiPhoneを受け取りに押し寄せる可能性を減らしている。さらにAppleは、購入者にその場で従業員によってiPhoneをアクティベーションさせるなど、いくつもの違反防止対策がとられている。

驚くことではないが、殆どの策が功を奏していない。今もグレーマーケットにはApple製品は溢れている。多くの一般消費者と同じように、中国の買い手たちは不便な購入方法を不快に感じ、それがこの市場の増大に拍車をかけている。それは終わりなき巧妙な輪のようだ。年老いた中国人女性がニューヨークのAppleストアの外でiPad miniを待って立ち、密輸団はiPadを本土に向けてクロスボーで発射している。

例えばLenovo Yogaに、大したグレーマーケット需要があるとは思えない。需要を高く保ち続けるというのはきっと努力に値することなのだろう。

via MICGadget

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(翻訳:Nob Takahashi)