Forresterレポート:今季ホリデーシーズンの米国オンラインセールスは、15%の成長で684億ドル見通し

forrestercomScoreは先日、ホリデー・ショッピングシーズンにおけるオンラインコマースの成績が好調になるだろうとのレポートを発表していた。Forresterも同様の見解であるようだ。ホリデーシーズンにおける米国内オンライン小売ショップの生み出す売上額が684億円に達するだろうとのレポートを発表している。この額は2011年比で15%のプラスとなる。また年間で見ても、予想されていた成長率を3%上回ることになりそうだとのこと。

なぜ売上げが好調になるのか。ForresterのAnalystであるSucharita Mulpuruは、物理ストアよりもオンラインショッピングを指向する傾向があることと、加えてモバイルコマースの規模が拡大してきたことによるものとしている。レポートにはホリデーシーズンの買い物客平均支出額は419ドルになるだろうと記されている。この金額も昨年比で12%のプラスとなるものだ。

また、今年のホリデーシーズンの特徴としては、「キャンペーン」の増加が多くなるだろうとも予測している。消費者はオンラインでの購入に際し、一層の金銭的「お得感」を期待するようになるだろうとのことだ。また、今年も無料配送がひとつのキーとなる。無料配送を行なっているサイトで買い物をするという人は、オンラインショッピングを行なっている人のうちの57%にのぼる。また、27%の人が無料配送の下限価格をクリアするために、当初の予定にはなかった買い物もしているのだそうだ。昨年を見てみると、トップ50のオンラインショップの中で、76%が特別なホリデーセールを行なっていた。また50%が特別なホリデー配送オプションを用意していた。

買い物のピークは例年通り感謝祭期間のサイバーマンデーということになるだろう。2011年にも、トップ500の小売サイトにおいてブラックフライデーとサイバーマンデーにトラフィックのピークを迎えた。ショッピングサイトの訪問者数はユニークアクセス数計算で両日とも1億7000万以上となっている。そしてこの2日合計の売り上げが25億ドル以上ということになったのだった。

Forresterはショップに対し、モバイルによる支払いにが容易かつ迅速に行えるように対応を進めておくべきだと勧告している。またメッセージングやメールでの対応を行えるようにもしておくべきだとのこと。さらにホリデー期間を意識した品揃えも積極的に行なっておいた方がよさそうだ。オンラインならぬ実店舗販売のショップでは、利用者の厳しいリアルタイム価格チェックなどに負けない、特別な顧客獲得作戦を練っておく必要がある。

もちろんオンラインショップも価格戦略だけを行えば良いのではなく、ほかサービスとの差別化のためには、パーソナライズに基づいたロイヤルティ向上策などを講じておく必要もあるだろう。

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(翻訳:Maeda, H)