Androidゲーム専用機OUYAが開発用プレリリース機を1200台出荷(よくやった!)

Android搭載の低価格ゲーム専用機OUYAは、今年の7月にKickstarterでデビューして以来、ゲーマーだけでなくあらゆる方面からの反応の炎が燃え上がった。そのOUYAが今日(米国時間12/28)ついに重要な第一歩、製品の発売にこぎ着けた。ただし現状は消費者製品というよりデベロッパのための製品だが、すでに1200台が予約者に送られた。下の同社制作のビデオで、このプレリリース機の概要が分かる(マシンの大きさはコーヒーカップぐらい、など)。
このビデオで見るかぎり、透明プラスチックのケーシングに入っている二基のコントローラや、まだ商品らしい仕上げのないマシンなどを見ると、OUYAはほぼ完成状態ではあるようだ。ファウンダのJules Uhrmanはビデオの中で、デザインは最終ではない、と言っている。OUYAのデザイナーは、十字ボタンが変わる、と言っている。またショルダーパッドの位置や、コントローラ内部の各部位も変わるらしい。このビデオで初めて見るのは、マシン本体にマイクロUSBのポートがあることだ。それに、過熱防止のためのファンもある。
そのほかの点では、マシン本体は初期に見たものと変わらない(透明プラスチックは限定版のみ)。Uhrmanはこのビデオの中で、実際にモニタにつないでゲーム機の電源を入れて見せたが、ただし最初のブート画面以外のものは見られない。電源はちゃんと入るし、何らかの能力があることは少なくとも分かる。まともな製品ができないまま終わるという、ひどい噂を黙らせることには、成功したようだ。
今日、開発用機を出せたということは、出荷時期に関する最初の約束は守られたのだ。これは、Kickstarterのプロジェクトとしては珍しいし、このプロジェクトの人気の盛り上がりぶりと、そしてこれまで、大量にけちを付けられたわりにこれだから、感動的でもある。消費者製品の発売は2013年3月の約束だが、このぶんでは、それも守られそうな気がする。ただし、ソフトウェアではまだやるべきことが多いし、ハードウェアも磨き上げが必要だ。だから完成品の発売スケジュールはまだ流動的だと思うが、とにかくOUYAがここまでこぎ着けたことはエライ。3月のローンチへの期待も、いよいよ盛り上がるだろう。


