Q&AプラットフォームのQuoraをレイオフが襲う
創業10年のQ&Aプラットフォーム、米国マウンテンビュー拠点のQuoraが「ベイエリアとニューヨークのオフィスでスタッフを縮小する」と同社のCEOが米国時間1月23日、サイト上で発表した。
投資家たちからそろそろキャッシュフローへの専念を要請されるようになったスタートアップのリーダーの一人としてCEOのAdam D’Angelo(アダム・ダンジェロ)氏は、「『組織を責任性のある方向へスケールする』ために、レイオフと『機構改革』を遂行した」と書いている。
ダンジェロ氏は、レイオフの規模を公表していない。Recodeによると、昨年Quoraは、20億ドル(約2191億円)の評価額で6000万ドル(約65億7500万円)をロックダウンしていた。そのときの社員数はほぼ200名だった。Crunchbaseによると、同社は本日まで2億2500万ドル(約246億円)の資金調達を公表している。投資家は、Benchmark、Peter Thiel、そしてY Combinatorだ。
TechCrunchは現在、同社にコメントを求めている。
ダンジェロ氏は「私たちはバーンレートを持続可能なレベルに下げる必要があり、それによりミッション追求への集中と事業の長期的な成長を可能にしたい。外部資本には依存したくないので、自立と、自分のリソースの細心の管理が、私たちの未来にとって重要である」と語る。
このところ数週間、レイオフの嵐がスタートアップを見舞っている。ソフトバンクのポートフォリオ企業数社に始まり、Mozilla、そして本日は遺伝子検査の23andMeだ。