Preferred Networksが教育事業第2弾、子ども向けタイピング練習ウェブアプリのベータ版

Preferred Networksは8月12日、子ども向けのタイピング練習教材「Playgram Typing」(プレイグラム・タイピング)のベータ版をウェブアプリとして無料公開した。

PFNは、コンピュータサイエンス教育事業の第1弾であるプログラミング教材Playgramを2020年7月に発表。 今回はそれに続き、コンピュータを知的創造のツールとして使いこなすための基礎となるタイピング能力を身につける教材、Playgram Typingを提供する。

Playgram Typingでは、PCのキーボードを使って五十音から段階的に日本語のローマ字入力方法を学び、苦手なキーを特に重点的に反復練習できる。ビジュアル表示された指のホームポジションにならって音声読み上げにも対応した練習メニューを進めていくことで、タイピングを始める児童や、アルファベットを勉強中の未就学児でも、タイピングの正しい指使い、正確性、スピードを身につけられるよう設計している。

Preferred Networksが教育事業第2弾、子ども向けタイピング練習Webアプリのベータ版

ローマ字入力を一通り覚えた後は、スピードと正確性を鍛える「うでだめしモード」を用意。ひとりひとりの学習履歴から苦手なキーを自動選出して重点的に出題することで、効率的に練習できるという。

Preferred Networksが教育事業第2弾、子ども向けタイピング練習Webアプリのベータ版

アルファベットを知らなくても音声読み上げとふりがな表示により、アルファベットの学習から始めることが可能。五十音表から段階的に日本語のローマ字入力を学び、語句のタイピングに進んでいく。

Preferred Networksが教育事業第2弾、子ども向けタイピング練習Webアプリのベータ版

子どもたちがPlaygram Typingでローマ字入力に慣れることで、日本語だけでなく英語やプログラミング言語を入力するための基礎が身につき、タイピングでつまずくことなく、文書作成やプログラミングにコンピューターを使えるようになるとしている。

関連記事
Preferred Networksが教育事業に参入、独自のプログラミング教材「Playgram」を開発
トヨタがAIスタートアップのPreferred Networksと提携 支援サービスロボット開発へ
150ヵ国で利用される思考力育成アプリ「シンクシンク」開発のワンダーラボが小学館から2.5億円調達

カテゴリー:EdTech

タグ:Preferred Networks Playgram Typing