5852円のAWS向けIoT開発キット「M5Stack Core2 for AWS」が販売開始
スイッチサイエンスは12月16日、AWS(アマゾンウェブサービス)を使ったIoTソフトウェア構築に最適な「M5Stack Core2 for AWS – ESP32 IoT開発キット」を販売開始したと発表した。価格は税込5852円。スイッチサイエンスのウェブショップで購入できる。
M5Stack Core2 for AWS – ESP32 IoT開発キットは、「AWS IoT EduKit」プログラムのリファレンスハードウェア(AWSデバイス認定プログラム検証済)。AWSを使ったIoTのアプリケーション構築を効率よく学ぶことができる。
同製品は、中国・深圳のスタートアップM5Stack(エムファイブスタック)によるIoT開発モジュール「M5Stack Core2」に、M5Stack Core2専用バッテリーボトム「M5GO Bottom2 for AWS」を添付したもの。M5GO Bottom2 for AWSは、IoTアプリケーション作成用に追加された機能とセキュリティ機能を搭載している。M5Stackは、仕様についてドキュメントを公開している。
「M5Stack Core2」は、M5Stack開発キットシリーズの第2世代Coreデバイス。拡張モジュールが豊富に用意されているほか、ArduinoやRaspberry Pi向けでおなじみのGROVEを利用することでハンダ付け不要で様々なセンサーを追加できる。
Wi-FiとBluetooth 4.2 BLE対応のEspressif製マイクロコントローラー「ESP32-D0WDQ6-V3」を内蔵。
2インチの静電容量タッチスクリーンほか、16MBフラッシュメモリーと8MB PSRAMを搭載。RTCモジュール(BM8563)、6軸IMU(姿勢センサー。MPU6886)、振動モーターを利用可能。インターフェースは、USB Type-C、GROVE(I2C+I/O+UART)。microSDカードスロット(最大16GB)採用。サイズは54×54×24mm。重量は108g。
開発フレームワークは、FreeRTOS、MicroPython、UIFlow、 Arduino。
関連記事
・AWSが機械学習のためのエンド・ツー・エンド機能を備えたSageMakerの機能を拡張
・AWSがスタートアップ支援事業「APN Global Startup Program」を拡大
・AWSがECSとEKSサービスをデータセンターに提供、EKSはオープンソース化
・AWSがあらゆるカメラに機械学習技術を搭載するデバイスPanoramaを発表
・Raspberry Pi 4を組み込んだキーボード型パソコン「Raspberry Pi 400」が2021年日本発売
・プログラミング教育向けマイコンボード「micro:bit」がバージョンアップ