中小企業でも使えるDiginexのESGレポート作成プラットフォーム

ESG(環境・社会・ガバナンス)の報告が大企業の課題に上ってくるにつれて、それはますます中小企業にも浸透してきた。しかし現状では、自分の会社の二酸化炭素排出量を調べるなどのことは、主に大きな企業の領分だ。そこで、あるスタートアップがこの問題に対処しようとしている。

Diginex Solutionsには、同社がESGレポートを他社よりも6倍速く作ることができるというガイド不要のツールがあり、月額99ドル(約1万800円)と比較的安価で利用できる。

ブロックチェーンを利用するその報告書作成ツールは、レポートの生成までの過程を行い、企業に自社のESGの信頼度を証明する能力を与える。

そのツールであるDiginexESGは、ESGスタンダードの国際機関GRIが認証している。現在では、米国、英国、ルクセンブルク、香港、シンガポール、そしてチリーで利用されている。同社は今、主に戦略的企業投資家からベンチャー資本を調達している。

競合他社にはTurnkey GroupやNASDAQ OneReport、1500万ドル(約16億3000万円)を調達したEnablon、そしてWorld-favourなどがいる。

Diginex SolutionsのCEOであるMark Blick(マーク・ブリック)氏は次のように述べている。「ESGレポート作成の現状は、巨額なコンサルティング料金が必要だったり、それに要する時間と人手が日常の仕事の邪魔をするなど多くの企業、特に中小企業にとって難しい問題です。DiginexESGのプラットフォームはこれらの難題を簡単に取り除き、面倒な部分をすべて彼らに代わって行う。それはまるで、ESGレポートの作成ソフトにDocuSignやDropbox、TurboTax、Slackなどがコードとして含まれているようなものです」。

カテゴリー:EnviroTech
タグ:ESG、Diginex Solutions

画像クレジット:ThomasVogel

[原文へ]

(文:Mike Butcher、翻訳:Hiroshi Iwatani)