Verizon、Googleと提携してオープン路線へ―新Android携帯はVoiceをサポートのもよう

VerizonはGoogleとの間で戦略的提携契約を結び、Androidを搭載した携帯や他のデバイスを発売することを発表した。これに関連して開かれた電話記者会見が先ほど終了したところだ。ここでVerizonはオープン・プラットフォーム路線に宗旨替えしたことを繰り返し強調した。記者会見に参加していたGoogleのCEO、Eric Schmidtも、「1年半前に交渉を始めた頃は、われわれでさえVerizonがここまでオープン路線のイニシアチブを取るようになるとは思わなかったので驚いている」と述べた。

Q&Aで「(Appleが拒絶した)Google Voiceをサポートするのか?」と質問されて、VerizonのCEO、Lowell McAdamは「ああ、そうなるだろう。オープン化というのは中途半端にはできないからね」と答えた。

読者も記憶に新しいところだと思うが、AppleがGoogle VoiceをiPhone(アメリカではAT&Tが独占キャリヤ)に載せることを拒絶したことが強い批判を浴び、FCCの調査まで招く騒動となった。Google Voiceのような通話管理サービスはキャリヤからかなりの自由を奪う可能性がある。だからアメリカ最大の携帯キャリヤ(Verizon Wirelessのユーザーは8500万)が、少なくとも方針として、Voiceの採用を決めたことはうれしい驚きだ。いつ、どのような形で実装されるか大いに注目だ。

今回の電話記者会見のその他の内容:

  • Verizonは年内に2機種のAndroidデバイスを発表する。今後数年かけてシリーズ製品を展開する。
  • AndroidデバイスにはAndroid携帯だけでなく、ネットブック、PDAなどの他に、スマートフォンではない安価な携帯も含まれる。
  • 現在、Verizonの携帯販売数の約40%をスマートフォンが占めている。数年前は10%だった。
  • 市場には9機種のAndroid携帯が出ている。Verizonとの今回の提携により、年内に11機種となる。(Googleは以前、今年中に20機種が登場すると予告していた)。
  • 現在、Android携帯は32ヶ国の26キャリヤにサポートされており、1万のアプリが登録されている。
  • しかし、1万ではまだ十分ではない。今回の提携には、VerizonのAndroid携帯向けの優秀なアプリの開発が含まれている。McAdamは「両者とも最新のアプリをユーザーに届けるために相当のリソースを振り向けて努力すると約束した。
  • GoogleのCEO、Eric Schmidtは「これはわれわれにとって非常に大きな出来事だ」と述べた。
  • 私(Schonfeld)が現在ユーザーが利用しているAndroid携帯の総数を尋ねたところ、GoogleのAndy Rubinは「統計を取るのが難しい」として回答を避けた。 Googleは数学が得意科目だと思っていたのだが。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01)