次は「超スーパーフォン」だ

昨日(米国時間1/6)Googleは、新携帯電話Nexus Oneの発表に際して、世界に向けて「スーパーフォン(superphone)」という用語を発し始めた。1時間以上に及んだプレゼンテーションの開始早々から、Googleの幹部たちはNexus Oneのことを、初の「スーパーフォン」と呼んだ。これまで広く使われたことのない用語である(ちなみにGigaOmは昨年夏この用語に言及している)。

さて、スーパーフォンとは何か? マーケティング用語以外の何ものでもない。GoogleのVPでAndroidの生みの親でもあるAndy Rubinが、この用語についてQ&Aセッションで詳しく語っていたので、ustreamから重要部分のビデオを切り取って下に貼っておいた。

起こした文章の一部がこれだ(太字は筆者):

スーパーフォンの定義・・・スーパーフォンとスマートフォンの違い・・・今プラットホームで進化したところは、オープン性にこうしたマーケットプレースやアプリストアが加わり、ユーザーが実に簡単にサードパーティーアプリをダウンロードできるようになったことです。エコシステム、サードパーティー開発者が参加できるエコシステム、ギカヘルツのプロセッサー、メモリーの増加、ギガバイトのストレージ・・・これらはどれも2年前にはなかったものです。だから私たちはこうしたイノベーションを指す新しい用語が業界に必要だと考えました。繰り返しになりますが、これは4年前のノートPC並みにパワフルなのです。どんな時でも、これがポケットに入っていれば、いつでもそこにあって、いつでも動いていて、すべてが最新なのです。そこで私たちは、これに何か名前を付けたくて「スーパーフォン」が最適な呼び名だと考えました。

ハードルは高くなっていきます。スーパーフォンもどんとん高度になっていきます。ムーアの法則をご存じだと思いますが、今日のスーパーフォンは、明日のスマートフォンなのです。

「今日のスーパーフォンは、明日のスマートフォン」そうRubinは言った。私はすぐに映画Highlander(邦題『ハイランダー 悪魔の戦士』)のセリフ “there can be only one”(仮訳「生きていられるのは一人だけ」)を思い出した(映画の中で不老不死の戦士たちが、最後の一人になるまで互いを殺し合わなければならない)。新しいスーパーフォンが出た途端、それまでスーパーフォンはただのスマートフォンになり下がる。スーパーフォンでいられるのは一台だけだ。

しかし、Googleの真の狙いは、iPhoneやその他のライバルに向けた、遠慮がちとは言えないジャブを打つことだ。Nexus Oneは、4年前のノートPCなみにパワフルだと彼は暗示する。2年前からあるスマートフォン(iPhone)はどれもスーパーフォンではない。仮にiPhone 3GSが、昨年夏に発売された当時はスーパーフォンだったとしても、今日ではただのスマートフォンだ。スーパーフォンはNexus Oneだけだ。そしてすぐ、新機種の登場とともに単なるスマートフォンになるのである。

なんだか頭がクラクラしてきた。でも、いいだろう。私は明日の携帯電話を楽しみにしている。Super-Duper-Phone(超スーパーフォン)だ(もう遅い。私が登録した)。これは明日のスーパーフォン、その時今日のスーパーフォンがただのスマートフォンになる。そして今日のスマートフォンは、時代遅れの最下層機種になっている。

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(翻訳:Nob Takahashi)