Pacific Defense―iPadのサイズを生かしたAR的アクション・ゲーム早くも登場

iPhone/iPod Touchではなんといってもゲームがいちばん儲かるアプリのカテゴリーだが、おそらくiPadでも同様だろう。昨日(米国時間4/5)、私はFuturityVenturesにCEOのEdo Segalを訪ねてゲーム・デベロッパーが現在iPad向けにどんな仕事をしているのか、iPhone向けとはどう違うのかなどを取材してきた。FuturityVenturesが投資しているスタートアップの一つ、Vertigoreが最初のiPad向けゲーム、Pacific Defense (iTunesであと2日間は$1.99の特別価格で提供)を開発したというので見せてもらった。これは第二次世界大戦中のアメリカ駆逐艦を舞台にしたシューティング・ゲームで襲ってくる敵の飛行機と魚雷から自艦を守るのが目的だ。

このゲームでは、プレイヤーはiPadを顔の前に保持し、いわば「窓」の役をさせる。窓の向こうにゲームの世界が見えるわけだ。同じコンセプトのアプリでも、iPhoneの小さな画面では節穴から覗くような窮屈な感じがつきまとったが、iPadの大画面だとより自然な「窓」の感じがする。ゲームは古いニュース映画の感じを出すために白黒でわざと画面にキズがついたようなノイズを入れてある。iPadを傾けて狙いを定め、親指で左右の引き金ボタンを押して発砲する。本当に面白くなるのは、AR〔拡張現実〕コントロール機能をオンに設定してからだ。この機能をオンにすると、単にiPadを傾けるだけはなく、全身で360°向きを変えて敵の飛行機や魚雷を捜索することができる。ヘッドフォンを利用すれば効果音も3Dになるので、飛行機が右から来るか左から来るか、後ろから来るか、音でわかるようになる。拡張現実モードでプレイするときには回転椅子が必須だ(ビデオ参照)。

iPadがカメラを備えるようになれば、ユーザーの部屋の実景に敵の飛行機をスーパーインポーズするなどの効果を得ることも可能になるだろう。もしかするとこのアプリのiPhone版にはそういう機能が追加されるかもしれない。ビデオではSegalがゲームをデモし、iPadでの拡張現実アプリの可能性について熱弁を奮っている。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01)