Googleプレスイベント―Voice Actionをローンチ:Androidのほぼ全機能が音声から利用可能に

今日(米国時間8/12)、サンフランシスコのGoogleのオフィスで開催されたプレスイベントでモバイル・チームが新プロダクトをいくつか発表した。モバイルプロダクト担当ディレクター、Hugo Barraは「われわれはモバイル・スーパーコンピュータの時代に入った」と口火を切った。Barraの言う意味は、クラウドコンピューティングの進展と高速ネットワークの普及により、現代のスマートフォンの能力はスーパーコンピュータに近くなっているということだった。
今回Googleは音声だけでAndroid携帯からテキストメッセージが送信できる機能を発表した。なかなかすごい機能だ。しかし、それだけで終わりではない。音声テキストメッセージ作成は今回発表されたGoogleの音声検索アプリを拡張するサービス、Voice Actionの機能の一つに過ぎない。Voice Actionには12の機能(プラス検索)が用意されており、近々さらに拡張されるという。Voice Actionは今日からAndroidデバイスで利用できるようになる。
もう一つの機能は、Google検索から直接店舗や企業に電話をかけられるというもの。ローカルな連絡先としてユーザーが登録している相手はもちろんだが、新しい機能ではどんな種類のどんな会社にも電話がかけられる。またカーナビを音声で操作できるようになった。音楽検索も音声化された。ローカルに保存されている楽曲ばかりでなく、ウェブ全体を対象に検索ができる。ヒットした曲はPandoraやLast.fmのような音楽アプリを通じて再生可能。
メールの本文を音声で吹き込みテキスト化することもできる。Googleのチームが壇上でデモを披露したがちゃんと機能するようだった。
もうひとつ便利な機能は、音声で目覚まし時計がセットできるというもの。結局、今日のVoice Actionのローンチで、Androidのほとんどすべての機能が音声で利用できるようになった。あともうひとつ。自分用のメモ機能もある。これは自分の心覚えを音声で吹きこんでテキスト化する機能で、メールで自分自身に送信して後で読むことができる。
現在利用可能なVoice Actionの機能は以下のとおり。
- テキスト作成・送信 [連絡先] [メッセージ]
- 聞く [アーティスト/曲/アルバム]
- 通話 [店舗、企業]
- 通話l [連絡先]
- メール作成・送信 [連絡先] [メッセージ]
- 開く [ウェブサイト]
- 自分用メモ [メモ]
- カーナビ [住所/目的企業名]
- 行き方[住所/目的企業名]
- 地図表示 [住所]
AppleもiPhoneで音声機能を提供しているものの、その機能は非常に限られている。Appleの音声検索は基本的にユーザーがすでにiPhone中に持っているデータだけが対象だ。Googleの場合は、ユーザーが所有しているデータはもちろん、Googleが索引化しているあらゆるウェブ上のデータが対象となる。
Googleによれば、Voice Anction機能は新しいDroid 2デバイスにプレインストールされるという。ただ残念ながら、Android 2.2以降のOSでなければ作動しない。また対象言語は当面アメリカ英語のみ。ただしGoogleは「近々他の言語もサポートする」と述べた。
下にビデオをエンベッドしてある。
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(翻訳:滑川海彦/namekawa01)


