オープンソース版Facebookを目指すDiasporaが3週間後に公開へ

Diasporaをおぼえておられるかな? おぼえてなくたって、責められないね。5月にはオープンソースなFacebookを作ると宣言して注目を浴びたが、その後は音沙汰なしだった。進捗報告も7月の初めにあっただけで、その後ない。しかし今日(米国時間8/26)彼らは、再び声を上げた。こんな注目すべき発言もある: “Diasporaは完成して動いています。なかなかいいです。9月15日にオープンソースとして発表します“。ちょうど3週間後だね。

良いニュースだけど、このプロジェクトが注目を浴びてから今日までのわずか3か月で、ネット上の’世間の風’はやや様変わりした。当時はプライバシーの問題をめぐって、Facebookが激しく悪者扱いされていた。また、The New York Timesに紹介されたために、不特定多数の一般人が資金提供者となる資金調達サイトKickstarterで、20万ドルを超える資金を獲得した。この額はこのサイトの新記録で、しかもDiasporaの目標額を19万ドルも上回っていた。しかしそれから3か月後の今は、Facebookは何事もなかったかのようにぐんぐん成長している。いろんな批判は持ち上がるが、どれもすぐに鎮静化してしまう。

Facebookからの大量Diaspora(逃亡、脱走)は、結局起きなかった。

そこで、こんな疑問が残る: Facebookが5億のユーザを抱えてダントツのトップを疾走しているときに、Diasporaのようなプロジェクトに人びとの関心を引きつける力があるだろうか?

とりあえずDiaspora自身は、自分たちにできることとできないことを、冷静に見つめている。今日のブログ記事では、”シンプルでかつ高機能”を目指すために、プラグインやAPIには当面手を出さないことにした、と言っている。いい感じだよね。

こんなことも言ってる:

いちばん時間をかけて取り組んだのは、明快な文脈的共有の構築だ。文脈的というのは、たとえば、会社の同僚のところへ行くべきコンテンツと、飲み友だちのところへ行くべきコンテンツを、ユーザが考えなくてもシステムが正しく仕分けるということだ。これがとても難しいUIの問題であることは自覚しているし、真剣に取り組んでいる。

プロジェクトのオープンソース化は9月15日だが、そこで彼らがヒマになるわけではない。4人のチームのうち2人はニューヨーク大学を去る(これは4人の夏期プロジェクトだった)が、Diasporaの開発は今後も長期的に続く。

4人のうち3人は、はるばるカリフォルニア*のBurning Manフェスティバルを見物して、すこし息抜きをしたいと言っている。そこで撮った写真はたぶん、Diasporaが、”飲み友だちとだけ共有”にしてしまうんだろうな。〔*: カリフォルニアではなくたぶんネバダ州。〕

〔完全分散型SNSに関する参考記事: 「OneSocialWeb曰く: ‘オープンなFacebook’ではDiasporaよりこっちが上だ」。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))