Androidのオープンの定義を批判するJoe Hewitt, もしか"Facebook Android"を開発中?

Joe Hewittは、シリコンバレーでもっとも尊敬されているデベロッパの一人だ。彼はかつてFirefoxの開発に参加し、そのなくてはならない開発ツールFireBugを作り、FacebookのモバイルWebサイト’Touch’と、あの人気の高いiPhoneネイティブのFacebookアプリケーションの最初の数バージョンを作った(噂では、彼一人で作ったらしい)。今も彼はFacebookの有名人社員の一人だが、テクノロジに関する彼の歯に衣着せぬ発言も、かねてから評価が高い。

今夜(米国時間10/19)Hewittは、1時間にわたるツイートで、Androidに対するGoogleの”オープン”の定義を批判した。昨日はAppleの決算報告でSteve Jobsがこの話題を取り上げ、Googleをくそみそに批判したばかりだ。AndroidのチーフAndy Rubinは彼の初めてのツイートでJobsに応じ、彼自身のオープンの定義を述べた。それは、Androidの最新バージョンのソースコードをダウンロードするときのコマンドだったが、しかしもちろんHewittは納得していない。

Hewittはまず、こんな疑問をぶつける: “各主要バージョンの確定リリースだけソースが公開され、Googleの外部の者が誰もチェックインできないものを、なぜ”オープン”と呼べるのか?”

Hewittが言っているのはAndroidのリリースサイクルのことで、外部デベロッパは開発途上のバージョンのソースコードを見ることができない。Androidのチームが、これで確定リリースとする、と決めたものは、そのバージョンのリリース後にコードも公開される(そしてキャリアや携帯電話のメーカーは数週間後に自分の製品に実装~搭載できる)。ふつう、オープンなプロジェクトといえば、開発中に誰でも参加できて、自分なりのコードやアイデアを提供できる(そのプロジェクトのソースツリーにチェックインできる)ものを指すから、それに比べるとAndroidのやり方はかなり違う。

こう口火を切ったHewittは、続いて彼の主張を述べる(ほかの人のツイートへのリプライもある)。以下に彼のツイートの主なものを引用するが、ストリームの全体はここで読める:

AndroidをFirefox やLinuxと比べてみよう。Androidの”オープン”がまやかしであることが、分かるはずだ。

Androidがread/write open(リードとライトの両方に関してオープン)にならないかぎり、それはiOSと変わらない。オープンソースは、コミュニティが共有してコントロールする、という意味であり、show and tell(完成した作品の発表会)ではない。

いちばん嫌なのは、ライト(write)アクセスがないことよりもむしろ、日々の進捗が不可視であることだ。

ビジョンを外部~他者と共有しないまま最終リリースに持ち込む…これのどこがオープンか。

@mclazarus 本物のオープンソースプロジェクトには、チェックイン権限を得るための手続きがある。

RubinのJobsに対する反撃はナンセンスだ、と言いたい。どちらも、もっとも重要なこと…コントロールの共有化…を拒絶しているからだ。

@risaacs99 オープンの「オ」の字ぐらいは認めてもいいが、Linux やFirefoxはおろか、Chrome OSとさえ、比肩できない。

@risaacs99 Rubinによるオープンの定義は、数か月間の古いコードをダウンロードできる、ということだけだ。

Androidのコードをどうするか、に関する権限はGoogleにある。Hewittは、Googleの”オープン”の定義はFirefoxやChromeのそれとあまりにも違うのにオープンを売りものにしている、けしからん、と言いたいらしい。Androidも、勝手にフォーク(fork, 分流化)してどんなデバイスに載せてもいいという意味では、それすらできないiOSに比べれば立派にオープンだと思うが、そもそも、オープンという言葉の意味が曖昧(もしくは無意味)になっているのだろう。

なお、Hewittはここ数か月、Androidに関する発言が多い。Facebookが今開発しているらしいAndroidの独自バージョンは、彼が担当しているのかもしれない。それなら、このツイートでコードへのアクセスにこだわっているのも、当然だね。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))