LinkedInの上場近づく―1株あたり目標額は$32から$35、総額1億4660万ドルの調達を目指す

ニューヨーク証券取引所に上場しようとしていることを発表したLinkedInだが(略号はLNKD)、SEC(証券取引委員会)に申請した内容が明らかになった。それによれば、一株あたりの希望価格は$32.00から$35.00という。これに先立って、LinkedInが今年1月に最初に提出したS-1申請書では、資金調達の目標額は$175M(1億7500万ドル)だった。

LinkedInは上場時に784万株を発行するとしている。うち482万7804株はクラスA普通株で、株主に対しては301万2196株のClass A普通株が発行される。発行済株式は9449万8627株。

この株式上場によってLinkedInが調達予定の資金総額は約$146.6M(1億4660万ドル)となる(株式の販売総額は$274M(2億7400万ドル)前後となるが、証券会社の手数料等が差し引かれる)。

同社によれば、調達された資金は、運転資本、マーケティング、セールス、一般管理費、固定資産への支出などに充てられる予定だという。またこの資金は企業買収、補足的な〔原文complimentaryはcomplementaryの誤り〕テクノロジーの取得などにも利用される。ただしLinkedInは現在の時点ではいかなる買収ないし投資も約束していない。また現在の財務状態からして、上場により調達した資金を来年利用する必要に迫られてはいないとしている。

われわれが1月に指摘したとおり、共同ファウンダーで会長のReid HoffmanがLinkedInの最大株主であり、発行済株式の21.4%を所有している。これに続いて2位の大株主はSequoia Capital、3位はBessemer VenturePartnersだ。

LinkedInは近々ニューヨーク証券取引所に上場されるはずだが、一般投資家の反応に興味が持たれるところだ。LinkedInの売上が大きく伸びていることが影響を与える要素として考えられるだろう。2011年第1四半期の売上は対前年同期比110%アップの$93.9M(9390万ドル)だった。純利益も2010年同期の$1.81M(181万ドル)から$2.08(208万ドル)へ増加している。この売上の増加は主として会社の採用担当者が専門職の求人を広告し、求職者のデータベースを検索できる新たな有料サービスから来ている。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01)