Google、顔認識ソフトウェアを開発するPittPattを買収

Pittsburgh Pattern RecognitionGoogleが顔認識ソフトウェアを開発するPittPatt(Pittsburgh Pattern Recognition)の買収を発表した。PittPattのサイトに情報が掲載されている。

PittPattのプロダクトは、カーネギーメロン大学におけるプロジェクトから生まれた企業で、写真、ビデオなどに出てくる人の顔を認識することができる。顔を識別したり、ビデオ上の顔部分をトラッキングしたり、あるいは顔を認識するためのさまざまなプログラムを開発している。識別およびトラッキングのためのSDKを使えば写真や動画の中にある「顔」を認識してくれる。

PittPattのサイトから今回の買収についての話題を引いておこう。「私たちのプロジェクトは1990年代、カーネギーメロン大学のRobotics Instituteにおける研究プロジェクトとして開始したものです。2004年にはPittsburgh Pattern Recognition(PittPatt)を立ち上げました。この分野における研究開発を熱心に進めてきました。私たちの生み出した技術はいくつかの非常に興味深いプロダクトで採用されるにいたっています。今回Googleの一員となることで、またスリリングな体験を得ることができるでしょう。Googleでは既に画像認識技術が多くのプロジェクトの中で利用されています(Image Search、YouTube、Picassa、およびGoggles等)。私たちの技術がきっと活かせることと思いますし、また私たちもより多くの人に研究開発の成果を見て頂けるようになると思います。これからも単純な写真認識から、複雑なものとなる動画画像認識、およびモバイルアプリケーションの開発を心がけていきたいと考えています」。

Googleは一時、プロダクトに顔認識技術を取り込もうと積極的に取り組んでいたと言われている(例えばGoogle Goggles)。しかしプライバシーの問題から最近はあまり積極的ではなくなっているようだ。3月のSearch Engine Landでは、Googleは完璧なプライバシーコントロールが実現するまでは、モバイルアプリケーションに顔認識技術を導入しないと発表している。

また、5月にはGoogleのチェアマンであるEric Schmidtが顔認識技術を採用するつもりはないという話もしている。

尚、今回の買収についてはGoogleもその事実を確認している。

「Pittsburgh Pattern Recognitionチームはコンピュータを利用したパターン認識技術で素晴らしい成果を出してきています。彼らの技術は多くの分野で有益であると感じています。一緒に仕事ができるようになるのが楽しみです」。

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(翻訳:Maeda, H)